15.復活の世紀
ダイヤペット-その4
古豪復活の証明:2001年~
ダイヤペットとは、1965年に大盛屋酒井通玩具のミクロペットの金型を米澤玩具が引き継いで誕生した、現存する日本最古のミニチュアカーブランドであることは、既に考古学編で述べた通りです。その後1990年代に入って、ダイヤペットブランドは残りながらも次々と経営権が変わってヨネザワ-セガヨネザワ-セガトイズとなり、ミレニアムの2000年に玩具メーカーのアガツマに受け渡されたこともやはり考古学編の終章で述べた通りです。この20世紀最後の10年間は、混乱期の所為かダイヤペットブランドのスバルのミニカーは、1台も発売されませんでした。
アガツマは、セガトイズから全74アイテムのダイヤペットを引き継いだそうですが、当初の2000年中は全く新製品を発表しませんでした。新世紀の2001年になって、ようやくいくつかの新製品が発売されました。その中に、ここでご紹介するレガシィツーリングワゴンが、10年以上の歳月を経て久々のダイヤペットのスバル車として登場したのです。
《No.DK-1005 スバル・レガシィツーリングワゴン 1/43 2001年10月発売》
非常に残念なことに、折角の記念すべきダイヤペットの復活スバル車が、ライバルであるエムテックとの競作になってしまいました。加えてオートアートから決定版ともいうべき素晴らしいモデルが発売されてしまったので、もうひとつ影の薄い製品になってしまいました。
DK-1005のボディカラーはグランブルーマイカ、DK-1006はアークスティックシルバーメタリックとなっています。アクションとしては、ダイヤペットお約束のドア開閉ができます。
2004年1月追加
《No.DK-3011 JAFロードサービスカー 1/43 2003年10月発売》
またしても残念なことに、ダイヤペットの新作スバル車は、ライバルであるエムテックとの競作になってしまいました。いくら何でもJAFロードサービスカーのような企画企業モノで競作になるなんて、ちょっと考えられない気がします。しかも後追いだなんて、老舗ダイヤペットの名が泣きませんか?>アガツマさん
アクションとしては、ダイヤペットお約束のドア開閉ができます。これは上記のレガシィツーリングワゴンと同じですので、当然ですね。(笑
まだまだちちのコレクションは続きます。(笑)
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最終更新日 2004/01/17