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親ばかちちのぶろぐ(スバルとミニカー編)

親ばかちちのぶろぐ(スバルとミニカー編)

K2.儚きスバルレガシィB4:たのみこむ


儚き1/43スバルレガシィB4キット

たのみこむから生まれた非運のキット


 皆さんは『たのみこむ』というサイトを御存知でしょうか?そこのサイトでは『たのつく(たのむ作ってくれ)』というコーナーがありまして、こんなものが欲しい、あんなのがあったら欲しい、とか結構適当なリクエストをすることができます。ミニカーについても一度も市販化されていないモデルや、市販化されていてももっと良いものが欲しいとかが沢山リクエストされています。リクエストが多くなると、それに応えるメーカーが出て来て商品企画を立て、仮注文を受けはじめることになり、一定数の注文を受けると晴れて商品化となります。
 そうした中から2001年の7月に、それまでは京商のブリッツェン以外にミニチュアカーが無かったレガシィB4が、多数のモデル化のリクエストに応えて、スタジオ27というキットメーカーが商品化しました。ここでご紹介するのが、そのレガシィB4です。
 スタジオ27というのは、知る人ぞ知るというか結構有名なメーカーですが、だいたい1/24のレーシングカーが主要な製品ですので、ちちのコレクションとは無縁な存在でした。ところが、たのみこむでB4のリクエストが盛り上がった当時、このスタジオ27にはなぜか設計まで終了しながらお蔵入りになっていたレガシィB4の1/43キットが既にあったということで、トントン拍子に商品化が進み、たしか300台が販売された筈です。
 その後、再販売のリクエスト希望が多く出て、もう一度たのみこむで販売されたようですが、その時の数量は不明です。この再販時点でどうやら在庫が過ぎたようで、2002年のワンダーフェスティバルで、たのみこむ版のパッケージにスタジオ27WF限定販売のステッカーを貼付けただけで販売されました。この時の数量も不明ですが、既に現代史編でご紹介したB4の決定版とも言うべきオートアートの1/43が発売された後でしたので、あまり売れなかったのではないかと思います。
 こうして、登場時点では万雷の拍手で歓迎された上段写真のレガシィB4キットでしたが、オートアート以後ひっそりと消えて行った儚き運命のキットの名残りが、下段写真のワンフェス版でした。と言ってもこの種のホワイトメタルキットとしては素晴らしい出来で、プロポーションも良くまた細部の部品も非常にシャープな製品でした。繰り返しになりますが、オートアートのおかげでお宝になりそこねた非運の名キット、それがこのスタジオ27製たのみこむのレガシィB4ホワイトメタルキットでした。

たのみこむ限定生産スバルレガシィB4キット

b421.JPG b422.JPG
b423.JPG  たのみこむのトレードマークがパッケージと組み立て
説明書についています。
     

ワンフェス限定販売スバルレガシィB4キット

b424.JPG b425.JPG
b426.JPG  内容は全く同じですが、パッケージにはたのみこむ
マークの代わりにWF限定スタジオ27の文字が。
 組み立て説明書にはたのみこむマークは無くなって
いますが、URLは残っています。(手抜き?)
   


というわけですが珍しいものまだまだあります。(笑

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最終更新日 2003/04/20




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