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カテゴリ:今日の石材メンテナンス
みなさん、こんにちは。 コー石です。
今日は、ピンコロの洗いのお手伝いというか、洗浄の仕方の指導をしにいってきました。 ピンコロとは、10センチ角の直方体の石の塊を床石に敷くので、目地を入れる時に モルタルが多少なり はみ出るせいか、乾燥すると、↓写真のように ![]() ![]() 白っぽく粉を噴いたような仕上がりになってしまいます。 これで、施主検査で引っかかり何度も洗浄をかけているのだけれど、検査に通らないので、何とか洗い方を教えてほしいという依頼でした。 条件が、洗剤、薬品の使用がいけないらしく、(この場合、チャンとしたしあげにするには、洗剤を使用しないときれいに仕上がらない) 削る、擦る等の物理的な方法しかないとのことで、石屋さんたちの道具は、洗うのが専門で無いので、ワイヤーのデッキブラシとか金槌、ケレン等しかないのです。 これでは、あまりにも捗らないから、当社からは、洗浄機を提供しました。 これだけのモルタルを除去するには、高圧の普通のノズルでは、取り切れないので、水の角度の付かないタイプ(点で出て行く)で且つ先端が回転していくノズルで洗浄するのが、一番効率がいいいので、それで1枚1枚づつ洗っていきました。 ![]() それでも、黒い石なので、石が水に濡れると、モルタルが石に馴染んで良く分からなくなってしまい、乾燥すると所所がまた、白っぽく見える部分も出てきます。 だから、同じところを何回も繰り返し洗浄しないと仕上げにならないので、結構手間が掛かる仕事になりそうです。 外構で、排水口の場所も限られている、このような広い場所では、洗剤を使用して、一度で決めていかないと、同じ事の繰り返しになり、人数ばかり掛かってしまって無駄になるので、本来ならば、事前打合せをして、水の箇所、水の水量、電気の有無等を確認してから、工程を組む必要があります。 何とか施工方法をお伝えしましたが、まともな水道口が一つしか無いので、日数がかかると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/07/16 02:45:46 PM
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