|
カテゴリ:石材教室
みなさん、こんばんは。 コー石です。
今日の石材メンテナンスは、ホームページにきたお問い合わせからです。 (質問) オープン間もないのですがお風呂からあふれ出たお湯の流れ沿いに白い石灰のようなものが出ています。 主に目地付近から出えているように見えます。 お湯の流れの無い所からは現象は見られません。 水質は水道水を加熱循環して使用しているようです。殺菌は加熱とろ過機を仕様。 施工はバサ下地に白セメントです。 社内では白華の現象が有力に成っております。何か除去方法と再発しないような手段をお伝え頂ければと思います 何卒宜しくお願いいたします。 (回答) ○○ 様 お世話になります。 お問い合わせの件、 お風呂からあふれた部分に沿って出ている白い石灰状のものは、白華だと思います。 除去方法としては、当社○○製の 酸性洗剤の3倍から5倍液で洗浄をして頂ければ除去出来ると思います。 白華が、厚い層になっているようでしたら、はじめにケレン等で物理的に削ってから洗浄をした方が、洗剤が無駄にならなくていいかと思います。 再発防止に関しては、○○ 等のコート塗布が有効なのですが、温泉施設の場合、あまり、休みが取れないので、石の裏面の乾燥状態が良くなく、現実的には、白華を止めるのが非常に難しいかと思います。 本格的に、再発防止を行うならば、週間単位,もしくは月単位で、温泉を休暇にして、石の裏面の水分の乾燥を待つ必要があります。 また、コート塗布をすると、コートの撥水効果により、十和田石が濡れ色にならなくなってしまい、常に、乾いた状態になってしまうので、オーナー様とも十分に検討する必要があります。 現状の提案からすると、かなり短い周期で、白華を酸性洗剤等で洗浄していくのが無難かと思います。 という回答でした。 すでに稼働した温泉施設の場合、一度浴槽に水をためた瞬間から、裏面に水が回ってしまうので、一度白華が出ると、非常に再発防止するのが難しいのが現状ですね。 だから、厚い層にならないうちに、こまめに酸性洗剤で洗っていくしかないようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/01/08 11:46:45 PM
コメント(0) | コメントを書く
[石材教室] カテゴリの最新記事
|
|