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Jan 31, 2006
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カテゴリ:サッカーニュース
まもなく数時間で選手の移籍が可能となる冬のマーケットも最終期限を迎えます。
主だったところでは、カッサーノがレアル・マドリへ、ヴィエリとディ・ヴァイオがモナコへ新天地を求めました。

基本的に、冬の移籍市場ではビッグクラブが欧州カップ戦に出場していない選手の中から補強を行ったり、1部残留が危ういクラブがビッグクラブで出場に恵まれていない選手をローンで借りたり、上記選手のようにビッグネームが出番を求めて(そう、今年はワールドカップがあるので、その選考を有利に運ばせるために)、他クラブに移籍するといったケースがあると思います。
ただ、今年においては各国リーグの首位が独走していることもあり、サプライズはないと言っていいでしょう。
・・・2位以下が諦めちゃってる。マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルは中盤、ミランはディフェンスの補強が急務だとは思うのですが、冬のマーケットで獲れる選手は限られているために、来夏まで我慢するのでしょう。

さて、ポルトガル勢の中では、トップを切って移籍したのがFCポルトでコ・アドリアーンセから戦力外通告を受けたエウデル・ポスティーガ。
今年はトップ下の役割を担うはずでしたが、試合に出場する機会も与えられずにフランスの古豪サンテティエンヌへ。
早速、第21節のメツ戦でゴールを挙げています。

次に、1年半前にそのポスティーガと入れ替えでFCポルトからスパーズに移籍したペドロ・メンデス。
ダービッツやジェナス、タイニオ、リード、キャリックなど飽和状態であった中盤のターンオーバーに満足せず、レドナップ率いるポンペイへ、2部降格を阻止するべく活躍の場を求めました。

また、同胞ミゲウに出番を奪われたバレンシアのカネイラは、スポルティングへ。
スポルティングで出場機会の少なかった元ポルトガル代表のべトがフランスのボルドーへ移籍しました。

そして、ポルトガル人選手の中で最大の移籍劇は、ロシアからモウリーニョ率いるチェルシーへ移籍したマニーシェでしょう。
ロシア全てに不満を持っていたマニーシェは、移籍市場が閉じている時期に移籍志願をしたり、しなかったり。(これには、モウリーニョもチェルシー移籍後に苦言を呈していた。)
モウリーニョにとって、マニーシェはベンフィカ、ポルト、チェルシーの3つのクラブで一緒に働く唯一の選手となりました。
ポルトでは共にビッグイヤーを獲っているし、お互いのことを十分に理解しての移籍のため、チェルシーにとっては最高の補強ではないでしょうか。

早速、プレミアのチャールトン戦(途中出場)とFAカップのエヴァートン戦(先発デビュー)でピッチに立っています。
まだ合流して間もないということと出場時間が多くないということは別にして、マニーシェの動きを見るとまだプレミアのスピードと当たりに戸惑っているように感じます。
・・・簡単に振り切られたり、身体を飛ばされたり。

ただ、彼独特の間と味方への配球の正確さ、テクニックも見られます。
(そしてミドルシュートも)
今後の活躍に必要なのは、トフィーズのヴァレンテ同様、慣れでしょうか。

maniche & mourinho.jpg





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Last updated  Feb 1, 2006 04:14:05 AM
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