レイリアの観客は勝利しながらも内容が伴わなかったポルトガル代表に
ブーイングを行なったが、それに対して、ロナウドが反論している。
クリスティアーノ・ロナウド・ドス・サントス・アヴェイロ
「代表チームで戦っている時、批判を受けると非常に辛い。」
「レイリアのファンがとった行動(ブーイング)が理解できない。」
「(残念ながら)それは自分の国のサポーターによるものである。」
「我々は機械ではない。」
「毎回、自分たちのスタイルで勝つことは不可能だ。」
「私は(良い試合をして負けるよりも)悪い内容でも勝つことを望む。」
「今、我々はフィンランド戦で勝ち点1を必要としている。」
「しかし、それは引き分けでいいと思っているわけではない。」
「セーフティーにプレーすることは不可能である。」
「我々はただ勝ちにいくだけである。」
寒い天候と同じように、ポルトガルの試合内容にファンの視線は冷たかった。
特に、試合が進むにつれてそれが明らかに見てわかった。
ポルトガル代表の試合内容が悪いのはアルメニア戦だけではない。
ここ数試合、結果はどうあれ、面白くない試合をしていると感じていた。
ただ、それもユーロ出場のため、結果を得ることが重要だということで
気にしないでいた。
しかし、それはあのクーリットが「セクシー・フットボール」と表現したユーロ96の
ポルトガル代表から目覚めた自分にとっては悲しいことでもある。
今は目の前の結果を優先すべきかもしれない。
ただ、ポルトガルのファンが、(迷惑な話かもしれないが)今のタレント豊富な
代表にあのセクシー・フットボールを重ねてしまうということもわかって欲しい。