SELECCAO-PORTUGUESA

2008/03/03(月)15:00

ダービーはドロー!

ベンフィカ(192)

  ヌーノ・ゴメス、プティ、ルイゾンが欠場とあって、予想通りキャプテンマークを 巻いたルイ・コスタが登場し、俄然気持ちが盛り上がった。 しかし、試合はスポルティングのペースでほぼ防戦一方。 そして、カツラニス、エヂカルロスという急造のセンターバック・コンビに不安を 感じつつも、それが(残念な意味で)見事に的中。 相手の左サイドからのクロスに対し、中央は急造のセンターバックのコンビで 数的優位だったはずが、1人詰めていたヴクチェヴィッチにやられ、先制点を 許す。 その前後でも幾度となくセンターバックの裏を狙われ、ピンチの連続。 なんとか最後のところで相手の精度の低さに助けられていた感じだった。 一方、少ないチャンスで点を決めたいベンフィカ攻撃陣は、前半終了間際に ルイ・コスタのコーナーキックからカルドーソが頭で合わせて同点に追いつく。 試合は後半へ。 70分前後でスペースが生じ始めると、ベンフィカも徐々に攻勢に出る。 しかし、ベンフィカが少し乗りかけたところでネウソンが不用意なカニバサミ・ タックルを仕掛け、一発退場。 1人少なくなったところで、完全にドロー狙いの試合運び。 そして、このまま1-1で試合終了のホイッスルが鳴った。 試合前にカマーチョは勝ちに行くと宣言していたが、終始、ドロー狙いで あったのは明らか。 引き分けで良かったというチームの雰囲気は、試合後にルイ・コスタが カマーチョを抱きかかえるというシーンからも窺えた。 ホセ・アントニオ・カマーチョ 「スポルティングとの勝ち点差を維持できたということから言えば、 良い結果であろう。」 「今後も更に上を目指して、このような試合で一生懸命働き続けなければ ならない。」 「最初の15分は、非常に厳しかった。」 「しかし、その後は点を決めて、勝つチャンスもあった。」 「選手も最後までよく戦った。」 「ネウソンの退場はレフェリーの判断である。」 「我々にはどうすることもできない。」 「(10人になり)我々はプランを変えることになった。」 「しかし、我々はうまく守った。」

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