テーマ:Lovely 紅茶(1176)
カテゴリ:紅茶
紅茶専門店 京都 セレクトショップ 中野です。
http://www.verygoodtea.com/ 今日は、吉田さんにイギリスの紅茶について書いてもらいました。 こんにちわ!(^^) 宝塚紅茶教室/吉田です。 最近は、私に感化された母が、朝、紅茶を淹れてくれるようになり、 私としては、大助かりです。(朝は紅茶を飲まないと始まらないので。) 母なりに、好みの紅茶があるらしく、紅茶を淹れる腕も当初に比べると 数段アップしています。彼女のお気に入りは、ダージリンとキーマンを ブレンドした紅茶です(^^)私も、けっこう好きです。 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ★本日のメニュー★ ティーガーデン(レジャーガーデン) □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 第一弾“ヨーロッパへ渡欧したお茶”はいかがでしたでしょうか? 前回お話したのは、 ヨーロッパの中では、以外と遅くお茶を飲み始めたイギリス人の話。 (注:ここでお茶といわれるものはウーロン茶・緑茶です。まだ紅茶は 世に存在していないのです。) しかも、コーヒーハウスの出現により飲み物として知られるように なっても、女性の飲み物になるには少し時間がかかりました。 女性がお茶を飲み始めるきっかけを今日はお話しましょう。 1665年。ロンドンに流感(ペスト)が大流行します。 ここで、ロンドンの人口の半分が亡くなってしまうことに…。 さらに翌年の1666年。ロンドンでは一軒のパン屋の火災がもとで 大火災が発生します。 これにより、またしても大勢の方が亡くなった上、家も失い、 ロンドンの郊外へ移り住まなくてはならなくなります。 人々は、ロンドン郊外で少しでも楽しみを見つけようと、散歩を 楽しんだりしているうちに、レジャーガーデンと呼ばれる場所が 登場します。 (散歩をバカにはできません。ペストを体験した人々は健康に 大変興味を示している時だったのです。太陽のもとで散歩。 体に良さそうじゃないですか~(^^)) レジャーガーデンのテラスにはテーブルとチェアが置かれ、 音楽を演奏する楽隊がいて、太陽の下で人々はダンスや、お喋り、 散歩を楽しみました。 そこで、東洋から渡って来たと言われる飲み物が飲まれたのです。 ずばり!それが、お茶です。(ウーロン茶でしょう。) ペストを経験した人々は、お水を沸騰させて飲むお茶に安心を 感じ、たちまちお茶が飲まれるようになり、レジャーガーデンは ティーガーデンと呼ばれるほどになるのです。 こうして、男女を問わずお茶は楽しまれるようになるのですね。 ところで、「紅茶はいったい何時になったら登場するの?」 それは、あと150年も後の話しになるのです…(^^; ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー このように、まずはロンドンで飲まれるようになったお茶。 これが、ある理由をきっかけにイギリス全土で紅茶が飲まれるように なるのです。 その理由は、次回のメルマガでご紹介しようと思います。 では、また次回お会いしましょう。(^o^) お楽しみに!! 紅茶専門店 京都 セレクトショップ http://www.verygoodtea.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 3, 2005 10:29:24 AM
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