テーマ:坐禅(102)
カテゴリ:一日一日を明るい気持ちで
出勤前や仕事帰りに最寄りの禅寺で、あるいは自宅で就寝前のひとときを、 坐禅を組みリラックスして過ごすビジネスパーソンが増えているようです。 しかもこのブームは日本に限らず、イギリスやフランスにおいても、 中間管理職を中心とする層に静かに広がっているとのこと。 実はがんサバイバーの彼も私も、坐禅にハマっています。 かれこれ20年ほどになるでしょうか。 取材をさせていただいた某教授(医師です)に誘われ、 東京・青山にある永平寺別院長谷寺(ちょうこくじ)の、 月曜日に開かれている「坐禅会」に参加したのがきっかけでした。 半年ほど毎週のように通い続け、その後は自宅で、 気持ちが落ち着かない日や眠れない夜などに坐禅を組んでいます。 この時、お尻をのせる坐禅用の座布団「坐蒲(ざふ)」は、 少し硬めで、サイズも大きめの方が安定感がありますから、
私も彼もこちら☟を愛用しています。 坐禅を始める前に、呼吸に集中してリラックス効果を高めるために、 部屋の明かりはお好みの間接照明に切り変えておきます。 そして、お香を焚きます。 このお香には、煙が少なく、燃焼時間が25分ほどの、 日本香堂の棒状のお線香、「青雲」を使っています。 坐禅のコツは、何も考えずにただ坐り、 3秒で鼻から息を吸い、そのまま2秒息を止めてから、 15秒かけて口から息を吐くという3つのリズムを、 大きく、深く、ゆっくり繰り返します。 口から息を吐くときは、 50㎝ほど先にろうそくが灯っているとイメージします。 そして、その灯を静かにゆっくり吹き消す気持ちで、 息を静かに吐き出すようにすると、うまくいきます。 このゆっくりした腹式呼吸のリズム運動が、 脳内伝達物質の「セロトニン」の活性化を高めてくれるとのこと。 セロトニンは、「精神の安定」と「睡眠の質」のかかわっていますから、 気持ちを落ち着かせてリラックス気分にしてくれるというわけです。 このことは医学的にも実証されているようです。 坐禅について詳しく知りたい方はこちらの本が参考になります。 ![]() 関東にお住まいでしたら、 鎌倉には坐禅を体験できるお寺がたくさんあります。 もちろん全国的にもあるようですから、ネットで検索して、 週末や連休を利用して、ちょっとした旅の一環として、 非日常な空間での坐禅を体験してみられるというのはいかがでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.08.27 11:44:10
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