私たち日本人の食生活に欠かせない保存食の代表といえば、
やはり梅干しではないでしょうか。
この梅干しの健康への効能について医学的解明を続けている研究会が、
効能の一つに、体脂肪の燃焼を促す働きがあり、
この効能によりダイエット効果が期待できることを報告しています。
和歌山県南部の紀南地域に住む女性201人を対象に実施した疫学調査で、
紀州産梅干しを毎日食べている人は食べていない人に比べて、
BMI(肥満度を著す指数)の値が低いという結果が出たそうです。
その原因を調べた研究で、
梅干しに含まれている「バニリン」と呼ばれる成分が、
紀州産梅干しには、その独自製法により、
より多く含まれていてることが明らかになったとのこと。
バニリンとは、バラの香りの主成分ですが、
脂肪の吸収を抑えるとともに、
脂肪細胞を刺激して燃焼を促す作用があることがわかっています。
「梅干しは酸っぱいのがどうも…」と敬遠される方もいるでしょうが、
最近は、はちみつ漬けにしたり、塩分を抑えたりと、
色々食べやすく工夫されています。
なかでもこちらは、いろいろな味が用意されていて、
好きなものを選ぶことができますから、
ダイエット効果を試してみられてはいかがでしょうか。