長引く頑固な便秘に、
あなたは悩まされていないでしょうか。
便秘は男性以上に女性に多いと思いがちです。
確かに60歳までの年齢層では男性よりも女性が多いようですが、
その後は加齢とともに男性の割合が高くなっていき、
80歳以上では男性が女性を上回っているそうです。
この便秘については、
これまでは病気とみなされなかったこともあり、
個人個人でその解消に取り組んできました。
ただ、排便の回数が少なかったり、
なかなか便ができらないなどの症状を、
「便秘のせいだ」と思い込んでいる人の中には、
大腸がんのような深刻な病気が隠れていることも少なくないようです。
そこで、便秘に関しては日本初の診療ガイドラインが作成され、
そこには、「便秘症」として、
あるいは「慢性便秘症」として、
治療が必要な便秘について明記されています。
→ 頑固な便秘、すぐに受診したほうがいいときは?
「硬くてコロコロしたウサギの糞のような便」が出るときや、
排便したもののまだ残っているような感じがするときなどは、
かかりつけの医師に相談して、
本当に便秘症なのかどうかを調べてもらい、
そのうえであなたに合った薬を処方してもらうことをおススメします。