便秘薬にはいろいろありますが、
酸化マグネシウム製剤が主成分の便秘薬は、
効き方がマイルドなことから、最も愛用者が多いそうです。
国内だけでも、
1年を通し、延べ5000万人が服用しているとのこと。
腎機能によほどの異常がない限り、
指示どおりに服用していれば、
深刻な副作用に見舞われることはないようですが……。
ごくまれに「高マグネシウム血症」を起こす例があり、
同製剤を製造・販売している17社が合同で、
患者さん向けに注意喚起のリーフレットを出しています。
この副作用については、
処方医はもちろん薬局の薬剤師も、
十分承知していて、気をつけてくれているはずです。
ただし、服用が続いていて、
吐き気や嘔吐、立ちくらみ、めまい、からだがだるい、
といった症状を自覚するようなことがあれば、
薬の服用を中止して、
すぐにかかりつけ医や薬剤師にその旨を相談するようにしてください。
くれぐれも放置しないことです。
詳しくはこちらの記事を読んでみてください。
→ 酸化マグネシウム便秘薬を服用している方へ
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