感じてわかる！セラピスト・ヨガの解剖学オンライン講座

腰が痛いとき


暖めた方がいいのか　・　冷やした方がいいのか　ご存知ですか？




これまでは、ぎっくり腰など、急性のときは　<　冷やす　>のが常識と
されてきましたが


最近の研究では　ひどく腫れている場合以外は


<　気持ちいいほうを選択する　>　というのが注目されています。





体は　どうすれば　自らがいい状態になれるのか？　

そんな智恵を持っているんです。



例えば、汗をかいて塩分が不足した時は　塩気の強いものを欲します。

誰かが体内の塩分濃度を測った訳でもないのに
自ら調節する機能を持っているのです。




体は最適な方向へ向かおうとしている時

「気持ちいい」「美味しい」などの　快感というシグナルを出します。




<　気持ちいいほうを選択する　>というのは

その方向を知るための、判断基準なんです。




体は　私たちの想像以上の素晴らしいシステムを備えています。

医学もあと追いで、そのシステムを解明しつつありますが

まだまだ未解明の部分の方が多い。



だから　少ない知識で　勝手な判断をするより体に答えを聞いてみる。


そして、体の求める方向にすこし手を貸してあげる。後押ししてあげる。





これが複雑系理論に基づいた、新しい医学です。