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感じてわかる!セラピスト・ヨガの解剖学オンライン講座

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February 8, 2020
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「痛いのは効いている証拠」教

「強い力でグリグリした方が良くなる」教

未だにセラピーやヨガの業界で、そんな信仰が根強く残っていることに愕然とします。

ブログやFBでも何度も書いてきたけど、そんなことあろうはずがありません!



それで一瞬可動域が広がったり、痛みがなくなったように感じるのは、痛みでアドレナリンが分泌され「一瞬だけ」麻痺してるからです。

麻酔と同じ、原因が治ったわけでもなんでもありません。

格闘家などは、そのようなことを必要とする人もいるけど、一般の人には百害あって一利なしです。
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当たり前ですが、強過ぎる力や刺激は、筋線維や筋膜、場合によってはリンパや神経を傷つけ、余計に悪くするだけです。

翌日青あざが出来てるのに「好転反応です」「悪いところが出たんですね~」みたいなワケのわかんない説明をする人がいますが、それは「ただやり過ぎ」、もっというと傷害です!

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百歩譲って、東洋医学では瀉法といって、滞りのある所を一瞬だけ強い刺激を与える方法もありますが、あくまでもプロがしっかり見極めたうえで、しかも刺激は一瞬です。

またトレーニングの「過負荷の原則」や「筋線維が破壊&修復されることで筋肉が太くなる」というのを、治療やセラピーと混同しちゃっている人も見受けられます。

痛んでいるから治療するのであって、そこを破壊しちゃいかんのです!



カラダのことを学んだ人なら「強過ぎるチカラによる刺激が、余計に身体を痛めちゃう」ということは、常識として知っています。

でも、マスコミや、目立ちたいだけの自称ゴッドハンドみたいなのが、面白おかしく「強い=効く!」みたいなのを宣伝するので、一般の人はそれを信じちゃう。

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そんな洗脳を受けたお客さんを相手にしている現場のセラピストたちは、お客さんに「もっと強く!」と要望されたら、限度を越える強い刺激は良くない、とわかっていても、やらざるを得ないんです。

そして指や身体を痛めて疲弊しちゃう人がたくさんいます。

先日の解剖学WSに参加してくれたセラピストさんが「私たちはみんなそれがよくないことだと知っているのに、そんなことほんとうにしたくないのに、やらざるを得ないのが本当につらい・・・」って話してくれました。

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筋や筋膜に対するアプローチには、原理原則があります。

① チカラや勢いで刺激しない
② 静的筋ストレッチなら、痛すぎない最大限伸びたところで、20秒キープ
③ 筋膜へのアプローチは 痛すぎない範囲で持続圧90秒+温熱刺激

どこにも「痛い方がいい」なんて書いていません。

そういうこと、僕たちももっと警鐘を鳴らさないといけないと思ったし、マスコミなんかも考えて欲しいなぁと思いました。

● このサイトはとてもわかりやすく解剖生理や運動学の基本をまとめておられます

「ストレッチのチカラ」

● 強もみで、指や身体を痛めないための講座 アロマリさんの「和もみ」

● 僕の解剖学講座でも、そんな基本を身体で体験しながらお伝えします → スケジュール





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Last updated  February 8, 2020 11:06:14 PM



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