病院で大泣き。
医師の一言 H19.10.30東北に住んでいる私は、東北新幹線に乗り東京駅で乗り換え三島に行った。 主人と色々話してきた数週間、ついにこの日が来ました。 病院に着き、待合室で待っていたら、二組の患者さんが私の前にいた。お腹がボーンとでた患者さん。腹膜偽粘液腫か、転移をし腹水のある方と予想はついた。事前に見ていた医師の治療内容は、私の知っている限りではあり得ない、腹水がある方でも全然治療が出来るということ。今まで地元の病院では、腹水があると、もう駄目!って感じで落胆していたのに。 みんな、医師の所に来たんだ。そう、思いながら自分の順番を待った。 私が呼ばれ、中へ。 医師 「こんにちは。とても元気そうですね。」「小腸癌は、私の過去の患者のなかで、貴方が6人目です。一人は15年を生きていますよ。」「大丈夫!僕が貴方を治します!!!」 「ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。」 待合室を出てからも、パパの胸の中で泣き続けました。 今後の事も伺って、治療内容の小冊子も頂いた。 この日の外来で、私はすべての画像を持って行っていた。(最初の手術内容・CT・MRI・レントゲン等)それを見て、医師からは、★人工肛門は避けられないこと。(可能な限りならないようにはすると言われた)★この後、手術まで、腹腔に抗がん剤を注入するとのこと。★その後、手術をするので、年明け1月か2月に行うとのこと。★随時、医師とはメールで連絡し予定を組んでいくこと。 この内容を頭に入れ、三島の病院をあとにした。 とにかく、今迄はこの先がないことしか言われていなかった私。仮に、治療を受けても結果的にだめだったとしても、医師に言われた、「大丈夫。治しますから。」の言葉は、それだけで治った気分になり、私のまだ身体のどこかにあったNKT細胞が踊りだしたようだった。そんな気分にさせられた。魔法の言葉だった。「大丈夫。」 この先は、本当に大変だった でも、今の私があるスタートです。 「生きる」に、しがみつこう。ママ頑張る!!