カテゴリ:在仙ネタ
広瀬川に鮭が遡上している、というので天気がいいのを幸い散歩がてら見に行った。
広瀬橋の上から川面を見下ろすと、確かにいる。 大挙して、というわけではないが、十数匹の魚影が見えた。 広瀬川に鮭が、それも街中まで上がって来るとは知らなかった。 何せ広瀬川は河口が無い。 名取川に合流するので、鮭は名取川から広瀬川に入り込んでくることになる。 広瀬橋付近にたどり着く頃にはもうへとへとだろう。 橋の上からでも、その傷ついた魚体がわかるし、何となくやせて見える。 それでも、広瀬橋上流の瀬を魚体をくねらせて上がっていく。 来年の春にはその子孫たちがこの川を下っていくのだろうか。 その横を力尽き、頭を下に尾を上に流れのまま流れ落ちていく死んだ鮭の姿が。 もっと上流なら熊の餌だろうが、このへんでは烏の餌か。 諸行無常を感じる秋深し。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年11月02日 00時20分32秒
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