テーマ:今日のこと★☆(103971)
カテゴリ:闘病記
せんだってから、東京地方は初夏どころか時々暑いほどの日よりでございます。
いくら暑いとはいえ、熱いコーヒーは目覚めのひとときに欠かせないアイテムでございます。 いいコーヒーの条件として「悪魔のように黒く、地獄のように熱く」と語ったのは、バンコラン少佐でしたか。 今朝もいつものように、マグカップにネスカフェゴールドブレンドの粉を煎れて、違いのわかる自分を演出しようとしていたのでございます。 ヤカンが轟々と音をたてて、湯が沸いていることを知らせたのでございます。注ぎ口から吹き上がる湯気の中に、銀河鉄道の夢を見る私でございます。 頃合いとみて、ヤカンを持ちあげた拍子に、その注ぎ口の近くに左の腕を近づけてしまったのでございます。 摂氏百度を越える蒸気が、私の前腕を撫でていったのでございます。 「あっつ」とつぶやきながらも、マグカップの中の粉を熱湯で溶かし地獄の悪魔のような液体をこさえ、立ち上る薫りに、ブラジルのジャングルを舞うモルフォ蝶の夢を見る私でございます。 パソコンの前に座り、2ちゃんねるをチェックしている時、左の腕(かいな)に痛みを覚えたのでございます。 見れば、さきほど蒸気で撫でられた部分に、ご立派な水疱ができているではございませんか。 違いのわかる私は、あわてることもなく写真を撮り、こんなこともあろうかと冷凍保存していた保冷材を患部に当てて、呪詛の言葉を吐き散らかしたのでございます。 ●ここは案外こすれる部分。腕組みとかしようものなら「びくっ」てなる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.05.29 16:11:13
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