カテゴリ:カテゴリ未分類
せんだって、細木数子がテレビから去る宣言をし、今度は江原界隈がさわがしい。
なんですかね。すぴりちゅある方面に牽制でもあったんですかね。 j-cast 「人間の尊厳を傷つけかねない」 フジ「江原」番組をBPO「断罪」 http://www.j-cast.com/2008/01/21015791.html 痛いニュース “江原啓之 「インチキ霊視」?” 「亡くなったお父さんは、あなたを見守っていた」→「死んだ父親」は生きていた http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1082206.html 江原は、本当に腕のいいカウンセラーだとは思っている。細木みたいに「あなた、死ぬわよ」なんつうドインチキなド脅迫をしないところも上手だと思う。細木は下手なんだよね。テレビにゃ一生帰ってこなくていいよ。 江原がやっていることは、クライアントの抱える不幸な思いとか後悔の念に「霊」というカタチを与えて流してしまうメソッドで。 これは、昔からあちこちの地方にある、紙でこさえた身代わり人形に不幸や病気や怪我を「乗せて」、燃やしたり川に流したりするオマジナイ的な祭と同じことなんすね。 21世紀、64ビットパソコンを自作できる世の中では、いまさら紙の人形なんかじゃ素朴すぎて効果がないから、代わりに「霊と交信する能力」なんつうブラックボックスがもてはやされているんでしょうね。 江原のようなカウンセリングが必要な人もいるだろう。実際にいるんだ。ウチのオカンも「偉い坊さん」に拝んでもらって救われたことがあるもんね。 でもね、こういうことは、大きなお金をもらってやっちゃいけない。霊媒師とかナントカ占いって謳うより、医療に近い「カウンセリング」ってことにするとお金を取りやすいんだけど、基本は呪い返しのスキルでね。 こういうことで過大な金を受け取ると「カルマが溜まる」んだね。呪いが返るんだ。上記の記事はそういうこと。呪いというのは共同幻想の中で機能する約束事だ。 江原は儲けすぎたし、江原を起用して素朴な人をだまくらかしたテレビ局の安直な企画は決して褒められない。 確かに江原の優れたカウンセリング技術で救われた人はいるだろうが、それは密室でなされるのが本質だったはずだ。このことは江原本人が一番知っているはずなんだけどな。 俺は紙の人形で充分だなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.22 02:43:46
コメント(0) | コメントを書く |
|