テーマ:今日の健康状態は?(10520)
カテゴリ:闘病記
せんだって、知り合いの右の手首が萎えまくってた。
手首から先に力が入らず、だれん、って垂れているのだ。 ハネムーンシンドロームというそうだ。 そうそう。つまり、新婚旅行のハワイとかで、カメハメハのあとに朝まで新妻の頭を腕枕で支え続けたやさしい新婿の橈骨(とうこつ)神経が麻痺し、手首が甲の方向に力が入らずに下垂しフラダンスもままならず、免税店でマカダミアナッツチョコを買い物するときには荷物を持てない、記念写真のカメラも持てない、そんな新婿に新妻は幻滅し、成田空港で強く離婚する。 ハネムーンシンドローム。それはいい旦那になろうと奥さんにやさしくしたせいで手首が麻痺し、悲劇が雪だるま式に膨れ上がる、恐ろしい症候群である。 ウソで。ホントは寝相とかのせいで上肢にある橈骨(とうこつ)神経が麻痺して手首が動かなくなる症状。 ぱっと見、半身に障害がある感じで、電車では席を譲られたりするそうだ。手首以外はぴんぴんしているので申し訳ないと感じるが、素直に譲られるそうだ。説明するのもめんどくさいから。 腕枕したまま寝て、姿勢を長いこと変えなかったことで起こる症状らしいので「ハネムーンシンドローム」とか「サタデーナイトシンドローム」と呼ばれるらしいのだが、この知り合いの四十男はなに恥じることない独身で、そしたらなんか色っぽいことがあったかというとそんなはずはなく。 酔っ払ってひとり帰宅した瞬間に力尽き、そのままオカシな格好で寝ちゃって、酔っ払ってるから寝返りも打たず、眼が覚めたらシンドロームしてたらしい。しかも二回目。 この事実のあまりの寂しさに、この日、関東で雪が降った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.24 01:24:11
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