2008/11/01(土)01:20
この世でいちばん寒いひざ掛け
せんだって、妻と一緒に近所のイトーなんとかをぶらついてて。
寒くなってまいりましたので、ひざ掛けなどが売られております。
丸めるとぬいぐるみ様のかたちになるような、頓知の効いた品物などもあり、手触りも柔らかで暖かそうなものばかりでございます。
商品を手にとって楽しんでいた妻が、急に「ひぐっ!」と叫び、ひざ掛けを投げ捨て、ガタガタ震え始めました。マジで。マジにあったことね。
そのとき妻が投げ捨てたひざ掛けが、これ。
寒ぅーい! もうぜんぜん暖かくない。
ほれ、相田みつをみたいなクソ説教。329みたいなシャクレ顎。一青窈みたいなゾッとする応援歌。
ていうか、この文言はもうすでに遺書でしょ。なんで3回繰り返したんだろう。
本来は遺書にあるべき文章でしょ。
父上、母上、ランカさん。
ありがとう、ありがとう、ありがとう。
先に逝く私を許してください。
そういう遺書からコピペした文章を刺繍したのですよね。
あまりの気持ち悪さにマジで妻がいつまでも震えているので、びっくりした。寒すぎるのだ。
で、「ね? 下のお好み食堂であったかいものでも食べよう? モダン焼きとか、味噌バターラーメンとか、ね? 釜揚げうどんもあるよ?」っつって、なだめることになった。今川焼きを食べた。とんだ出費だ。
こういうキモチワルイひざ掛けは、どういう客が買うのだ。何を考えて仕入れてんだろうね。