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2008.10.20
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カテゴリ:格言
 せんだって、格言に触れた。

 先月のサイゾーを読んでたら、佐藤-ラスプーチン-優のコメントがあったのよ。

 佐藤が外務省時代のこと。
 ある国の高官に「消したいヤツがいたら、殺し屋を紹介してやる」といわれたことがあるらしいのね。いやあ、剣呑剣呑。

 おそらく東欧の話ですが、高くて3000万、安いと30万で殺しを請け負う組織があるというのだ。

 ここで、佐藤優のリテラシーがきらめく。

 上記の高官の発言の、真の意味は、こうだ。



 「佐藤さん、派手に動くと殺されますよ」



 ううむ、唸る。これがリテラシー。命がけで磨いた技術は違うぜ。
 1を聞いて√-1を知る。
 佐藤は高官の言ってることの「対偶」を見たわけだ。
 こっちが誰かを30万で消せるなら、誰かもこっちを30万で消せる。


 佐藤は、日本の識字率は高いことになっているけれども実質は異常に低いと言っている。新聞さえまともに読める人間が少ないと嘆いている。まあ記者のレベルも最近はアレらしいですが。
 でもまあ、新聞の中の裏の意味を解読できるケースオフィサーが少ないということですね。インテリジェンスのなんたるかですね。
 まあたとえばナベツネ的な妖怪の「オフレコ発言」なんか、こういうふうに読むべきなんだろうなあ。

 腹芸っていうんですか。失われゆく技術。

 これが通じない観客が、面白い映画とかを「つまらなかった、わからなかった」って、たとえばmixiのレビューとかに書くのです。
 いいものが売れない現象には、こういう一面があると思います。





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最終更新日  2008.11.10 23:24:14
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