2013/01/28(月)22:36
文才
昨日、母親が急に
「ね~え、さっきテレビに八幡宮が写って、
すごく寂しげなところだったんだけど、
こーゆー八幡宮へ行ってるワケ?」
と聞いてきた。
「え・・・は、八幡様なんて日本に腐るほどあるじゃん・・・」
「でも、この中で八幡様巡りをしてるんだけど、
山口とか広島のも写ってて、すごく寂しげなんだけど・・・」
と言って、浅見光彦シリーズのビデオを探し始めた。
(ヤバイ・・・寂しげな八幡様どころの話じゃないぞ。
ほっとんど人の来ない山の中の、しかも実戦経験アリの城で
1日の大半を過ごしてるなんてバレた日にゃあ・・・)
どうやって誤魔化そうか考えながらその画面が出てくるのを少し待ってみたけど、
ちょっとお目当ての八幡様を探すのに母親がモタモタしてたのを幸いに、
「ね・・・ねえ、もうお風呂入ってきてい~い?」
と逃げ出してきた。
ヤバイぞ・・・もういい加減、感づいてるのかもしれん。
いちおう、旅に出る前にはスケジュールを書いて置いてきてるんだけど、
聞いたことない城の名前ばっかりだし、怪しんでるのカモ・・・
母親は自分ではネットは使えないんだけど、他の娘に
「ねえ、このお城ってどんなお城か調べてくれない?」
とか
「このお寺に行くって予定表に書いてあるんだけど、
寂しいところじゃない?」
とかって調査を依頼したりしたら…
メジャーな観光スポットだけを書いておく手もあるけど、
それじゃ万が一の時に役に立たないからな・・・
そもそもフツーの観光スポットなんてほとんど行かないし、
ウソ書いたんじゃ意味がないし・・・
う~~~ん・・・・
以上、危機感を募らせているわたくしの近況でした。
近況といえば、昨日はちょっとツイートで弱音吐きましたが、
「東西条バトル編」の写真の整理はやっと3日目の途中まで来ました。
1日フルに行動した日は、だいたい平均で1日500枚くらい
写真撮ってるから、そう簡単に作業が進むはずはないんだよな・・・
けど、3日目の城は思ってたより写真が少なかった。
でもやっぱりその日も500枚くらい写真がある。
じゃあ、何をそんなに多く撮ってたのかとゆーと、
山を降りてから古い町並みを歩いたんですね。
古い民家もまあ良かったんだけど、とにかく広島の方って
家にお金をかける。
ので、ひたすら屋根・瓦・留蓋・留蓋・留蓋・・・・・
もう瓦と留蓋の写真ばっかり!!
古民家の方が案外シンプルなので、それよりは現代の一般民家の方が面白かった。
上ばっかり見て写真撮りまくってたもんで、この日は首が痛かったもの
本編を再開したら、そのうち屋根と瓦と留蓋ばっかりの記事が
何話か続くと思うので、そしたら
「あ~、コレかあ~」
って笑ってください。
面白かったよお~、ホントあの町は。
さて、最後に今日のテーマの「文才」。
ブログを始めてから、「やっぱモノを書いて食ってくってのは大変なことだよな~」
とつくづく思います。
内容と文章力、それからブログみたいに「素」が出るものなんかは、
性格の善し悪しも関係するしね~(笑)。
戦国を好きになって最初の頃よりは、
だんだんマイナー路線に偏り始めたこともあって、
真面目な考察の類や郷土史家の書いたもののお世話になることが多くなった。
私は熱しやすく冷めやすいの典型的なO型なので、
何かを始めるととにかくあれこれ欲しくなって色々買う。
戦国熱はまだ当分冷めそうにないけど、
去年あたりは毛利家の概略とか総論みたいのをまとめて数冊ネットで買った。
図書館も活用するけどね。
で、その中の一冊を買ってしばらくしてからパラパラと見たんだけど、
どうも口調が鼻について、読むのが苦しい。
それを書いたのは、とある郷土史家の方だってことは後から知ったんだけどね。
郷土史家に限らず、これまでも戦国史上有名な事件の新説とかの本を
読んだことがあるけど、頑張って自力で導きだした結論をなんとかわかってもらおうと、
肩に力が入りすぎて「~なのだ」とか「~に違いない」を連呼してるのが多くて、
内容の是非よりも表現にツッコミを入れたくなるのが結構あった。
とある人気のブログをちょっと覗いてみた時も、
はっきりわかってない事を事実だと断定した上で
あれこれツッコミを入れている文体だったので、
その方の知識がすごいのはわかるし、私が弱いエリアを扱っている方だったから、
できれば読み続けて勉強させてもらいたかったんだけど、
ちょっと私には読めない文章だった。
文章で表現するってのも難しいもんだよな~ってつくづく思ったね。
プロはさすがにそういう事は少ないかとは思うけど、
やっぱり好みはあるから、時には読んでて苦しくなることがある。
例えば、「真田太平記」。
話はわかりやすいし、面白い。
・・・面白いんだけど、結構最初のあたりから苦しかった。
それでも勉強にもなるし、我慢して読み続けたけど、
結局関ヶ原の手前で挫折しました。
文章が鼻につきすぎて。
で、結局大人買いした全巻(新冊)は、段ボール箱の中にきっちり収められて
今はブックオフに売り出される日を待っております。
もうこれは、いいとか悪いとかの問題じゃなく、
単に好みの問題だけどね。
私はイヤになるととことん嫌うタイプだから(笑)。
ちなみに、最初の郷土史家の方の本も売りに出す予定です。
あれも私にはもう読めない~。
まあ、自分も稚拙でワガママな記事を毎日恥ずかしげもなく公開してる手前、
人様の文章をあれこれ言える立場じゃありませんけどね。
けど、私のはお金取ってないし(そういう問題じゃないか)。
ただ、色々見てるとホント表現って難しいわって思うだけ。
と同時に、こんな私のブログでも読み続けて下さる方々には、
本気で頭が下がりますm(_ _)m
他人事のように頭下げてるよりは、もっと勉強しろって?(笑)
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