2006/04/18(火)04:18
配ってました~ (@_@ゝビシッ!
学生時代、色々なバイトをしたが、その中の1つに「ティッシュ配り」があった。
人材派遣会社からの紹介だったのだが、
今話題のチワワのCMで有名なあの会社のティッシュである。 ホワイト・エンジェルではない。ボソッ
時給は何と1,200円! 破格であった。 ヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ
初日。金融屋さんだし・・・と、ガチガチに身構えて行ったのだが
意外にも担当の男性社員の方は爽やかな好青年という感じで、
「おはようございま~す! バイトさん? よろしくね~」
と気さくに声を掛けてくださり、ホッとした。
が! それと対照的に、ティッシュの段ボールが置いてある部屋にいらした女性社員の方たちが、
耳に赤鉛筆を差し、競馬新聞を食い入るように見ていたのが印象的であった。。。
私が配っていたのは、S駅南口。 路線が何本も入っている大都市である。
人も多い代わりに、「ティッシュ配り」の激戦地区でもあった。
同業者の武●士から、アダルト系まで100mくらいの間でひしめき合っていた。
「ティッシュ配り」で1番重要なのはポジショニングである。 もちろん笑顔も大事だが。
・駅から出てくる人に1番最初に渡せる場所
・人通りが多く、かつ歩道が狭くなっていて、ティッシュを渡すときに逃げられない場所
というのが基本。
2番目以降は「もう、貰ったから」と言われてしまう可能性が高くなるのだ。
この陣取りで1番強かったのは、やはり武●士さんであった。
あそこはバイトを使わず、制服を着た社員の方がティッシュを配っているので、教育もバッチリ。
いかに武●士さんより駅に近づけるかが、重要課題のひとつだったのだが、
勝率は・・・1.5割くらいだった。 _| ̄|○ ガックリ
ティッシュを配っていると、色々な人がいて結構面白かった。
花粉症の時期は、ティッシュを渡すと、「ありがとう~~~っ」
と抱きつかんばかりにお礼を言ってくれる人がたくさんいた。
893のお兄さん達が「おー、ア●フルか。知ってるぜ!もう1個くれ」「俺も」「オレもくれ」
クレ (キ▼_▼)(キ▼_▼)(T-T)(▼_▼メ)(▼_▼メ) オレモオレモ
とわらわら寄ってきたときは、(私はただのバイトです~ 涙)とチビりそうになった。
「バイト大変でしょ~? こん中にいっぱい入れちゃいなさいよ!
おばさんも近所で配ると喜ばれるのよ♪」 (☆Д☆)キラリーン♪
と大きなナイロン製の旅行バックを広げ、100個くらい持って帰った強者おばちゃんもいた。
たまに社員の抜き打ち検査があり、2個ずつ配っていたのがバレて怒られたくらいだから、
こんなの見つかったら即刻クビだったろう。。。(-"-;A ...アセアセ
でも1番衝撃だったのは、ティッシュを配り終え、新しい段ボールを取りに会社へ帰ったとき
背広を着た一見普通のサラリーマン風の男性社員の方が、電話口で
「おンどりゃーーーっ!!
借りた金、返さんっちゅーのは
どーゆーこっちゃーーーっ!!!」 (▼皿▼#)オラーッ
とドスの利いた声で怒鳴っていたことであった。 ((((ヾ(◎_◎;)ノ ギョギョギョ・・・
見たのは1回だけだったけれど、やっぱりちょっとこえ~~~かったっす。。。