失敗したなァ・・・と思う部分
11月1日に 今回M&Aを使って事業承継した中で失敗したことについても書いていきたい・・・なんて書いておきながらそれを記事にするのがずいぶん遅くなっちゃいました。 実は 成長戦略セミナーでも M&Aで失敗したなァと思うことについて話してください・・・なんていう質問があって私自身 良かった部分とそうでもない部分の棚卸をせざるを得なかったんですが確かに失敗したなァ・・・という部分もあるんです。 会社としては 私自身が事業欲が足りない事に気付いていて・・・そこに今後の事業展開を考えられる方を社長に迎えたのですから 会社の雰囲気が少し変わるという事はあったかもしれないのですがこと業績という点については成長軌道に乗っていると思っているんです。 まあ ガイアの夜明けの撮影も順調という事ですから小野さんが目指す その後としては 合格なのかなァって思うわけです。 一方で M&Aを眺める視点として私個人という視点もあるんですいろんな機会ででも伝えて行きます posted by (C)acb 今回オーナーとして会社の経営権を譲ったわけですが セレンディップさんの意向でまだ30%の株式を持っているんですが・・・ にもかかわらず 会長を止めざるを得なくなって・・・まあ 新経営陣と社員とが融合するように 事前にいろんな仕掛けでサポートしてきたら あまりにうまく行っちゃって 結果として私の存在は必要がなくなって 更には目障りになっちゃったっていう事でしょうか? もう辞めてください・・・って言われたときには 正直これからどうしようっていう感じ 毎日何を張り合いにしたらいいんだろうか?ってね。 まあ・・・自分たちだけでやっていけるのに 余分な役職はない方が役員報酬だって他に振り向けられますから・・・うかつだったと言えばそうなんです。 ← このバナーをポチッと応援してくださいね!Facebookの いいね! のノリでお願いします 会社に出勤したからと言って 何かするわけじゃないけど・・・ホントはどんな会社になるのか 中で見ていたかったし なにより 今になって分かるのは毎日行く場所が決まっているのは精神的にも安定しますよね。 そういう意味では M&A後の自分の在り方についてあまりに短絡的に 株式を持つんだから共同経営っていう意味だろう・・・なんて勝手に納得していたわけで 本当は 自分はどういう人生を送るのか これをもっと真剣に考えておくべきだったんです しかも・・・株式を持っていると まだ会社と切れていないのになぜ経営者としての人生を送れないのか?って未練が残っちゃいますから もし 今もう一度やるんだったら こういう事についてもちゃんと契約しておくべき業績が異常にに悪くならない限り 会社に残る最低年限を契約しておくとか 役員を退職するときの株式の扱いなんかも(特に買取価格)明確な計算式を合意しておく・・・といったような感じ。 今になって M&Aの時の価格の3分の1で譲ってくれ・・・と言われるのですが それじゃそれを狙って30%の株式を残したのか?って疑いたくもなっちゃいますから・・・ ただ・・・こういう失敗がある分 実は私のアドバイスには説得力が生まれているのも事実。経験を伝えます posted by (C)acb さすが経験者ならでは・・・っていうアドバイスには自信があるんですが・・・私自身はもう取り戻せませんからね。 こういう失敗を未然に防いでおけば 会社にとってもオーナーにとってももちろん買った新しい経営陣にとっても納得がいくM&Aにできると思っていますよ ←このバナーをポチッ!っと応援クリックしてくださいね。人気ブログランキングでの順位に反映されます。