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いい会社ってどんなだろう

2009年06月07日
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 6月5日が最終日だった 話道経営第一講座
最終日に この不況の中攻め続けることを選んだ経営者にお話を伺いました。

 (とにかく伝えたいことが多くて・・・
いつもの倍の長さになってしまったのですが・・・
私の気付きを感じていただけたら嬉しいです。)

 2009年 JTB日本一泊まりたい宿に選ばれた ホテル鄙の座を経営する
鶴賀グループのトップ 大西雅之氏

百年ブランドを説く大西社長.JPG

 銀行をやめ3代目として阿寒グランドホテルに入社します。
名前は“グランドホテル”ですが・・・木造で 低料金で宿泊客数を競う・・・
そんなコンセプトの宿泊施設だったとおっしゃいます。

 今では その名前を鶴賀に変えて 阿寒湖温泉をベースに 7施設を運営
6施設が顧客満足度評価で90点を超え 残りひとつも88点
今年中には蝉施設90点越えを視野に入れています。

 そう・・・団体客時代から個人客時代に変化している “風” を読んで
顧客満足度に舵を切っているんです。



 記事が長くなっちゃいましたから・・・
ポイントをまとめておきましょう

1) 成功体験からの脱出
2) プラス思考
3) 地域力を皆でアップ
4) 人材育成(後継者を含めて)
5) 強みの掘り下げ・・・阿寒でしか出来ないこと
6) 念い・・・町も宿も生涯をかけた作品作り


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 阿寒湖温泉は 当時 黙っていてもお客さんが来ちゃう・・・
そんな時代を経験しています。
だから成功体験に引きずられてなかなか体質を変えられない・・・・

 そんな中 鶴賀グループが顧客満足度を中心とした経営に切り替えられたのは
意外にも “最後通告” のおかげだと大西社長はおっしゃいます

 宿泊客数を追うあまりお客様への対応が粗雑になり JTBのポイントが
60点割れ ・・・ 個人客時代に これではお客様を紹介できない・・・と
突きつけられた最後通告

 この不況の前に 体質を変えることが出来て良かった・・・・って
松下幸之助さんのプラス発想を聞かされているみたいですよ



 さて・・・・大西社長は現在観光協会の会長
成功体験から抜け出せず いつかは元通りお客さんが戻ってくるというメンバーを
戦う集団に変えている途中です。

 観光協会として持っている施設の経営会議は50回/年
これって 私が思うに 勉強の場になっているんだろうなって・・・

 大西社長の危機感の源は・・・お客様からの一言
阿寒って何なの? 雑誌にも載らなくなっちゃっているし・・・」
そうなんです。
何もしなかったら お客様は戻ってこない・・・・



 ホテルや旅館は1軒では成り立たないと考える大西さん
同業者のレベルアップ、地域力のアップ、商店街の活性化を大事に考えます

 成功体験からの脱出は意識改革からと・・・
48のプロジェクト(再生プラン)を走らせているのですが・・・
「そんなにやらないと立ち直れないのか?」と反対の声も・・・

 それを「48も良くなるポイントがあるなんて希望があるじゃないですか!」って



 そのひとつが・・・観光ルネッサンス事業のVJCサポーターズ
阿寒に暮らす外国の方を組織し彼らを軸に海外需要を掘り起こします 

阿寒YJCサポーターズ.JPG

 Visit Japan Campaign Suupportersですね。

 イベントのオープニングでの各国言語での紹介とか・・・
料理メニューの説明といったガイド的役割以外にも
母国に向けた観光誘致のサポート役として活躍します。

 実はこれ 今は娘さんが中心になっているのだとか・・・
事業承継した際に 自信を持て皆が認めるポイントを形成しているんですね。

 父が亡くなって 経験のないまま当社に来た私にとって
まさにその通りだなって
今回のセミナーには2代目も多くいますから・・・この話は胸に響いたでしょうし
これから事業承継を考える世代にも大事なポイントじゃないでしょうか



 予想外に長くなっちゃいますが

これは 私の社員に向けた出張報告でもあるって・・・そう位置づけて
出張時は必ずまとめることにしているんです。
まあ・・・少しは読んでくれているんじゃないかと期待して・・・ですが

 今回は 多くのヒントを頂いちゃって・・・・
もう少し続けたいと思うのですが・・・是非お付き合いください



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 このVJCサポーターズのおかげで大きく見直した事例を
紹介してくださったのですが・・・

 それは中国向けのパンフレット
中国では阿寒湖周辺で撮影された映画が空前のヒット
冬ソナが流行った時の日本の韓国ブームに近い?そんなブームにあるそうですが・・・

 当初は日本向けのものを そのまま中国向けに翻訳していたそうなんです。
これって・・・実は当社が作ったものもそうなんですが・・・

 中国では それでは何の興味も引かないのだと・・・
地元に暮らす中国の方の企画し 詳細をプロが作るという形に変更したのだとか・・・

 とにかく・・・日本一とか 業界初・・・といったアピールがもっと必要なんだと・・・
撮影に使われたポイントっていうのもあるのでしょうか・・・
そういえば 出張で見る中国のテレビCMは商品説明は2の次だったなぁ・・



 地域が魅力的でなければ 観光業は成り立たない・・・
そう強く考える大西社長は “阿寒の強み” を見つめなおします

 阿寒でしか出来ないこと・・・・



 <ひとつの強みはアイヌ文化

 町をアイヌ文化で染め上げようと動きます。

 分かった分かったじゃありません
成功者は必ず行動しているんですね

 アイヌの生活と観光施設とを密着させる・・・・
アイヌの人たちが暮らし そこで活動する場を造って そこに観光客に来てもらったら
アイヌ文化を感じることが出来るじゃないかって・・・

 またアイヌの正式舞踊を演じるためのシアターを
自然と一体となった形で作ろうと・・・

このアイヌの舞踊はユネスコに無形世界遺産の登録申請が出ていて・・・
おそらく決まるだろうって・・・・

 火を神に近づくためのものと考えるアイヌ文化
観光客にも参加してもらって タイマツをもって町を回ります。
千本タイマツと名づけたこのイベント 6月から11月まで
毎日実施するのだそうですよ。

千本タイマツ.JPG



 アイヌの方による観光ガイドも面白そうです

 アイヌの方が・・・
「あの草の根を使って 狩をしてきたんだ」・・・とか
「あの木を使って丸木舟を作るんだ」 「この草は薬草として使っている」・・・
なんて説明しながら自然の中を歩くエコツーリズム
 
 火だって彼らのやり方でおこしちゃう・・・・ 
物質文明を一瞬忘れるかもしれませんね。



 <もうひとつの強みはマリモ

 現在水槽の中でしか見ることが出来ないマリモですが・・・

 阿寒湖では 以前2つの湾で自生していたのだとか・・・・
ところがその一方は かつての阿寒湖温泉街が近くにあり
(今は対岸に移動)
山の木を切ったことで 泥が流れ込んだりして絶滅してしまったのだそうです。

 マリモは特別天然記念物ですからね。
もう一方の湾は立ち入りが厳しく制限されていて・・・
そういうわけで自然のマリモを目にする機会はなくなってしまっています。



 この湾に かつてのマリモの残骸からDNAを取り出して
在来種に近いものを作り出し 再びマリモが自生する湾を取り戻そうと・・・
大学と組み 国の補助金をもらって それに取り組んでいますが・・・

 条件さえ整えば 1年で4センチも成長する大きなマリモを
グラスボートで観光しようとか・・・・
ICチップを埋めて Myマリモを育てるなんて考えているのだとか・・・

 こちらの湾は すでに保護地域ではなくなっていますからね。

 NHKもすでにマリモ復活に向けたドキュメンタリー作りに
着手しているのだそうですよ



 最後に 観光協会長として そしてグループトップとしての念いを
伺ったのですが・・・・

 町も宿も生涯をかけた作品作り・・・・だと

 大西社長にとってはホテルに投資するのも町づくりに投資するのも一緒
現に 大西さんが町づくりにお金を出せば 町の人はもちろん
行政だって黙ってはいないんだと・・・

 そこにかけたお金は・・・
コストではなく作品作り
作品作りだから・・・もっとお客様が喜んでくれる作品にしたいんだ・・・と



 いいホテルの裏には素晴らしい経営がある

 これはきっと会社だって同じことでしょうね。
ビジョナリーな攻める姿勢は とにかくさわやかでしたよ。


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最終更新日  2009年06月07日 18時08分02秒
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