いい会社ってどんなだろう

　　　　

　今月の15日からの経営者オフサイトの合宿
その課題図書を何度も読み返していますが・・・いまの私のスタイルにぴったりです。



　2009年に数値目標の意味のなさを実感して以来
今年はコレが求められている・・・ということを各部署ごとに話し合ってもらって
自分たちが行動することをスローガンとして掲げてもらっていますが

　まさに　「いま・ここ」を話し合ってありたい姿を具体的に表現しています。

　社員の働いている姿がイメージできるように・・・っていう制約の下　
何度も話し合って決めたスローガンは　部署紹介でいっそう具体化されて
一人ひとりちゃんと腹落ちした状態になっていると信じていますよ。



　読んでいる課題図書の名前も「いま・ここ経営論」


いま・ここ経営論 posted by (C)acb

　ね！バッチリでしょ！



　理論的考察と　実際の事例とで構成される一冊
共感しながら　またラインマーカーで印をつけながら読み進むのですが
しっくり来る一冊ですよ。

　特に　目指す会社の姿がとっても近いのが嬉しいんです。

人はコトづくりの中で夢や目標の実現に向けた議論をする。
その過程で、脳が活性化され、思ってもみなかった新しい気付きが生まれ、
そこに喜びが沸いてくる。
このような働く人たちの喜びを大切にする経営が、もっと見直されなくてはならない

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　戦略に置き換わるのは　組織が大切にする軸で
この軸をよりどころに　変化する環境に適応していく経営を
「いま・ここ経営」と言うわけで　当社がとっているスタイル

　ただ・・・実際には社員から戦略がないって時々言われてしまいます。



　コレに対して　戦略がないのも立派な戦略ではないか・・・
という言葉に出会えて　コレだけでも読んだ価値が有るなぁ・・・って

　もちろん行き当たりばったりじゃなく　その場でしっかり風を掴む
そのアンテナの高さは要求されるんですがね。



　人材育成についても・・・コレは実感しているところです。

人は育つのであって無理やり育てることは出来ない
人をどのような組織環境に置くかで、
その人がどう育つかが左右されることになる。

　その組織とは・・・

１． 組織が出来るだけ明文化された組織理念を持っている

２． 組織理念に沿いながら、常に新しいことに挑戦する風土がある
　　すなわち、いつも組織のどこかで職場全体としてコトづくりが行われている

３． 原材料から顧客まで現場を大切にしている。
そして　その現場に対してなるべく共通体験を持っている

４．組織のタテ・ヨコに関係なく　よく議論する風土がある

５．成功でも失敗でも結果がでるまでやりぬくという風土がある

　う～ん　目指す組織ですよね。


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