いい会社ってどんなだろう

2019/08/21(水)13:38

この本はお薦めです

 先月 松本でお会いした方々と トヨタ生産方式の話になってトヨタ式を理解するんだったらこの本・・・とお薦めしたのがザ・トヨタウェイ  薦めた手前 もう一度読もう・・・と4回目くらいになるんでしょうか再度時間をおいて読んでいるのですが 言語化されて アメリカの方がトヨタ式をそしてトヨタのカルチャーを語るようになって書かれた本ですからね  何ともすっきり! おまけに トヨタ生産方式の氷山モデルなんていう図まで見つけちゃいました。  視点が変わっているんでしょうか?読むたびに印象が変わるっていう感覚で 自分自身の成長を感じる瞬間ですね  さて トヨタ生産方式って プロダクション・システム・・・と訳しちゃうと  システムに感じちゃうんですが 本当は経営の考え方なんだ・・・と そんな風に 大野さんに直接指導されたHさんからは教えられていたのですが  実はこの本を読むまでは 明確には理解できていなかったんです  私は2003年末にトヨタを辞めているんですが ちょうど2000年くらいだったでしょうかトヨタウェイという冊子が配られて・・・海外にトヨタ式を移植するために遂に言語化に踏み切った その瞬間にトヨタに在籍していたんですが・・・  確か 緑色の表紙の冊子だったんですが当時はあまり関心がなくて 中身を真剣には読んでいなかったんです  それまで トヨタ式に関しては空気のようなもの として存在していて明確に説明できる人はトヨタ内でも極めて少なかったんじゃないでしょうか?  それが・・・この図にあるようにかんばんだけを導入しても 上手くいかないのは水面下に沈む90%のカルチャーにアプローチしていないからだ・・・と何とも明確な説明!  トヨタという会社が必死に作り上げてきた企業文化・・・という側面からトヨタ生産方式を捉えていて だからこそ 社員の心にまで踏み込んだそんな企業変革活動を伴わない限り 一時の効果で終わってしまい  改善し続ける 強くなり続ける・・・とお言う継続性の部分が欠けてしまうんです。  トヨタが海外進出しなかったらおそらく書かれなかったこの本2004年出版ですから トヨタ在籍時代に読むことはなかったんですが・・・  あのころ読んでいたとしたら・・・もう少し誇りと情熱をもって​トヨタ生産方式の進化に取り組んでいたに違いない。  そんな風にも思うくらいお薦めの本ですよ ​人気ブログランキングにポチっと応援してくださいね​ ​

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