登場キャラタクマ・イオリ本編「戦場の薔薇」主人公。 年齢、2才。性別、男。 性格は冷静さを装いながら、意外に芯では熱い物を持っている。 彼はTACと呼ばれる強化兵士であり、試験管の中で生まれた後にカプセル内で数ヶ月の内に成長を遂げている為、この姿でありながら、生誕後、まだ二年しか経過していない。 愛機ケルベロスと、パートナーのティリアを伴い、戦場を駆け巡る。 ティリア420 本編のヒロイン。 年齢、1才。性別、無し(女性型LD) 性格は至って無機質。しかし、タクマとの出会いによって、少しづつ人間味という物を身に付けて行く。 LD(リンクドール)である彼女の役目は、ケルベロスのパイロットであるタクマ・イオリのサポート。 タクマとその愛機ケルベロスとをマインドリンクで繋ぐ為の生態ユニットである。 本来は自我を必要としないのだが、自己学習機能からか、本人も気付かない内に、タクマへと気持ちを惹かれ始めている。 セツナ・クサナギ 本編の二人目のヒロイン。 年齢、2才。性別、女。 タクマ同様にTACとして同時期に生み出された少女。 しかし、採用試験の際にTACの開発者グレイス・ドレインの策略によってタクマと交戦。結果として、彼女は死亡する。 だが、密かに彼女へと思いを寄せていたタクマは、その蘇生を決意し総統アルマンダインに懇願するが、思いもしない形で彼女は再びタクマの前へと姿を現す事になる。 愛機はプロセルピナ。それを操る彼女は、タクマに匹敵する戦闘能力を有している。 マクシミリアン ホーリークロス隊長。 年齢不詳。性別、男。 過去の記録を全て抹消された謎の多い男。 仮面は自らの素顔を隠すと同時に、己の過去と決別して全く新しい自分となる為の物だという。 その過去を知る物は少なく、アルマンダインを置いて他には無い。 タクマやベリオ、ヴァネッサなど、腕の立つ軍人を集め、特別遊撃部隊ホーリークロスを結成した。 軍での階級は一級特佐。現場においては、准将クラスの権限を持つ。 愛機は白い孤狼フェンリル。 ヴァネッサ・ブランシュタイン ブレアの赤い魔女と称されるホーリークロスのTPパイロット。 年齢、26才。性別、女。 以前、旧メリーランド州のパーキッツビルにて守人軍のTP群に囲まれた際、たった一機で三十機もの敵機を撃墜した事から「ブレアの赤い魔女」と恐れられるようになる。 (これは、パーキッツビルがあった場所に、嘗てはブレアという町があり、そこで実際に起った魔女絡みの事件に由来する) 赤く塗られた彼女の愛機カーミラは、巨大な近接戦闘用大鎌・デスサイズを持つ。 ベリオ・ルインバーグ 死神ネックチョッパー。 年齢、23才。性別、男。 公国軍トップクラスの狙撃の名手。 お調子者で女好き。しかし、意外と芯には熱い物を持つ青年。 戦場では、その狙撃の腕を振るい、敵機の頭部のみを先ず撃ち抜き、その後、目を失った恐怖を散々に堪能させてから撃墜する。その為、ネックチョッパーと呼ばれるようになったが、実はこの手口には深い理由がある。 彼の父親は守人軍との戦闘において他界しており、その戦闘に巻き込まれた母親が失明。その後、視力を失った事への恐怖感から自殺を図った。 つまり、それがトラウマとなり、復讐の意味をも込めた彼の戦闘スタイルとなったのである。 愛機オーディンは、そんな彼に相応しい装備として、超長距離狙撃ライフル「グーングニル」を持つ。 |