営業も板につき加盟店も50を超え提案型営業が定着してきた。

新しい加盟店や顧客層が増えることにより債権内容も良い方向へと変わってくる。

このことが評価されたのかは分からないが、千葉支店の子店として木更津営業所の新規開設が決まった。

担当地区としては袖ヶ浦、木更津から東へ　館山　鴨川　勝浦　までが担当地区である。　

この地区、館山に日△信販の営業所があり彼らの独壇場であった。

当社千葉支店からの引継ぎは担当一人分もなく、ゼロからのスタートであった。

従業員1名を確保するためには、約8000万円/月の売上が必要であった。

Ｉ所長　Ｏ君　そして私副所長　女性事務は2名　合計5名からのスタートだ。

事務所も備品も自分達で用意をした。

自分でやると愛着がわくものである。

まさに希望が湧いてきた。

営業一年生の時と同様に事前に200店の新規加盟店を調べ上げていた。

時間が飛ぶように過ぎ去って行った。

楽しかったが身体にも負担が掛っていた。

毎日200km～300km　車で加盟店を廻る。

仕事が終わると　ほとんど毎日酒を飲み　熱く仕事談議をして　毎週カラオケで歌い　月に2度加盟店の方とゴルフに行く。

それが原因か分からないが営業中下半身の異変を感じ、鴨川からゆっくり車で木更津に戻り○×病院に直行したのだ。

前から痔主であっがそれが悪化し椅子にも座れない状態であった。

車のシートでは腰を浮かせながらの運転　止まることもできない　きつかった　笑いごとではなかった　気を紛らわせるたるため歌を何曲も歌った。

その日の夜　手術　二週間の入院となる。

館山の海

つづく