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カテゴリ:川柳
うかうかしているうちに3月も飛ぶように過ぎます。 3週間ぶりの川柳道場で、早々と皆さんおそろいでした。相変わらず、ギリギリまで仕事をして出かける私は、遅刻寸前。せっかちな江戸っ子も、仕事に追いまわされてはお恥ずかしいかぎりです。 開講から一年。すでに作家の横顔を見せるようになった皆さんの次のステップは、川柳作品の鑑賞。自分の句を作る上でも、他者の作品を鑑賞する方法を学ぶことは、大きな意味があります。 近々、はじめての吟行会を行うという意味でも、句会の運営も知らねばなりません。 だんだん、川柳の深みに嵌りこんできた感じですが、今日は、句会の基本用語と選者、文台などの役割について模擬句会を行いました。 披講における発声のポイントを聞いた後、いよいよ初めての選句と披講。突然言われたにもかかわらず、的確な選句と落ち着いた披講ができました。まあ、その辺の句会に出しても、別に遜色がないほどの出来で、師範としては、ホッとしました。 選句結果は、私が別に行ったものと合わせてみて、なぜこの句が上位でこの句が没かという検証を行い、納得。といっても、概ねは合格点の選句ができているので、作句で学んだ川柳センスが選にも生かされたということでしょう。 緊張の披講が終わると一気に筋肉も脳みそもほどけました。 さっそく向いのビルのおすし屋さんでランチ。 川柳談義に、人生談義。話は留まることを知りません。 阪井久良伎の言う「横の詩」とは、作句の場も含めて、ニンゲン同士が裸の魂で楽しめる作句機会を増やそうということでもあったようです。多くの江戸顕彰の会や自宅での宴句会を行った久良伎。 私たちは、その末裔として川柳を通じておおいに人生を楽しもうとしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.08 15:04:38
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