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カテゴリ:イベント
やってもーた。
久々にというかまたしてもというか、 やっちまいました。 家のカギ紛失。 しかもメチャメチャ楽しみにしていた「BBQ&人生ゲーム&ジェンガ&温泉in清里@別荘」の前日に。 あ、今家揺れた。 終電近くまで仕事をし、途中コンビニに寄って 小1時間立ち読みをして ひとりだけの前夜祭よろしく アクアブルーと伊藤ハムのタン塩とチーチクを買って うきうきしながら部屋に入ろうとポケットをまさぐる俺。 あれ?(まだ余裕) ・ いやいや、まさか(ちょい汗)。 ・ ・ いくらなんでも(滝汗)。 ・ ・ ・ あらゆるポケットの中身をドアの前にぶちまけ、 細部まで確認。 出てくるのは小銭、千円札×3枚、コンビニのレシート、ボールペン、領収書、電池、ケータイ、定期入れなどなど、 現時点ではクソの役にも立たないモノばかり。 絶対にあろうはずもないカバンの中まで探して ようやく俺は現実を受け入れることができた。 マジで、家のカギが、ない。 さっきまでのウキウキ感が一転 イライラ感に取って代わった。 しかしイライラしてても状況は何も変わらない。 ムダだとは知りつつ、窓を開けようとしてみる。 当然のことながら、ビクともしない。 ピッキング王国の板橋区に住みながら、 熱帯夜はドアを開けっぱで寝る俺も さすがに外出するときはカギを占める。 しかしこのときばかりは、己の度量の狭さを呪った。 このままでは家に入れない。 現状は正しく認識できた。 今後は対策をどう練り、行動をどう起こすかだ。 ちなみに次の日は新宿に11時集合。 まずこの時点で俺の脳裏に浮かんだ選択肢は次の3つ。 (ちなみに翌日の「BBQ&…in清里@別荘」への 不参加はハナから選択肢の中にない。 つまり、「BBQ&…in清里@別荘」への参加は絶対前提条件) 1.カギ屋を呼んで開けてもらう→明日の用意をして熟睡 2.マンガ喫茶で夜明かし→そのまま集合場所へ 3.友達の家に泊めてもらう→そのまま集合場所へ 3秒ほど悩んだが、多少の出費はしょうがない。 背に腹は代えられんと思い、1番を洗濯。 カギ屋を呼ぶことにする。 まず携帯のiモードでググり、24時間営業のカギ屋を検索。 この時点でドキドキ。 なぜなら携帯の電池が切れかけだったからだ。 ほんとに悪いときには悪いことが重なる。 どきどきしながら電話。まず一件目。 俺「あの~、家のカギを開けてほしいんですけど」 カギ屋(以下K)「家はどこですか?」 俺「板橋です」 K「あ~今混み合ってまして、板橋だと1時間から2時間くらい お時間をちょうだいします」 (※そのときの時刻、AM2時半くらい) 俺「(混み合ってる? 金曜の夜だから? 飲み屋かよ! それとも金曜の夜は家のカギをなくす人が増える傾向にあるのか?) ちなみに料金はいくらくらいっすか?」 (まあ家のカギを開けるだけだし、かかっても4、5000円くらいだろう) K「そーですねー。ピッキング対策用のカギかどうかで料金も変わってくるんですけど…」 俺「いや、フツーのカギです」(即答) K「それですと、只今の時間だと深夜割り増しになりますので 1万から1万2000円になります」 深夜割り増しってタクシーかよ! 俺「…(しばし絶句)。ピッキング対策用のカギでなくても そんくらいかかるのですか?」 K「はい」 確実に1時間以上も待たされたあげく、1万円以上。 ふざけるのもいい加減にしてください。 まだもう少し安いところがあるかも知れない。 まだ1社目だし。 そんな淡い期待をもちつつ、とりあえず断り、 さらにググる。 2社目を探し、電話をかけ、相手が出た瞬間、 「ツーツーツ」 携帯の電源切れた。 ふ~。悪いときには悪いことが重なるもんですね。 しょうがないので、今来た道を戻り、さっき立ち読み&買い物したapへ。 ムカツクのでさっき家でゆっくり飲もうとしていた アクアブルー2本目を開け(1本目は家のカギがないと分かった瞬間 開けてすでに飲みほす)、 チーチクをつまみに飲む。もちろん歩きながら。 深夜2時すぎに歩きながら、チーチクを食いビールを飲むおっさん。 不審者以外の何者でもない。 俺がおまわりだったら間違いなく職質するな。 「いったい俺が何したっちゅーねん」とブツブツと独り 神に問いかけながらコンビニの公衆電話へ。 ようやく見えてきた~と思ったらアタマ金金の少年少女たちが 公衆電話のすぐそばで地べたにすわりながら楽しく談笑しているではあ~りませんか。 ほんとに悪いことって重なるもんだ。 これで「家のカギを亡くしたからカギを開けにきてほしいんすけど……」 などと電話口でしゃべっているのを聞かれようもんなら いきなり笑いながらナイフでサクっと刺されないとも限らない。 でも背に腹は代えられないのでタウンページで調べた2件目のカギ屋に電話。 出やしねえ。 しょうがないから、15分かけて歩いてきた駅へ逆戻り。 最悪2.の満喫も選べる。 途中にあった公衆電話で2件電話。 そのうちの1件はもっとひどく、カギ開け1500円からとうたいつつ、 最低1万5000円はかかるとぬかしやがった。 しかも2時間は絶対かかるという。 こいつら足元見やがってぇぇぇ~。 確かに家に入れないと困るから、 たいていの人はそれでも了承するかもしれん。 でも俺は違う。 そんな困っている人の足元を見てふっかけるような悪徳業者には ビタ一文払いたくねぇ! もちろん「じゃ、結構です」と電話を切りますた。 つーことで、選択肢1.は「はい消えた」(キンキン@な~るほど・ザ・ワールド)と あいなったわけである。 残るは2.の満喫で夜明かしと3.の友達んちへGOである。 しかしどちらにしても何の準備もできず、 会社帰りスタイルのまま集合場所へ向かわざるを得ないことになる。 しかし必要なのは着替えくらいなので コンビニやワークショップでゲット可能だ。 そう考えればノープロである。 つーことで、とりあえず今日家に入るのは諦めることにする。 残るは2.の満喫と3.の友達んち。 コストパフォーマンスだけを考えたら2.だ。 たしか夜明かしパックが1500円くらいだからだ。 10時までいても3000円はかかるまい。 一方、友達んちへは泊めてくれそうな一番近いヤツんちを考えても タクシーで4000円はかかる。 一瞬満喫かやっぱ、と思ったが、でもそれではおもしろくない。 こんなおいしいネタを俺だけのものするのわ。 と思い、満喫の入り口まで来てきびすを返し、 公衆電話へ。 こないだ一緒に釣りに行った同じ会社に勤めるSに電話をかける。 この時点で午前2:30くらい。 しかも公衆電話。 出てくれるかな~と思ったが、とりあえず出てくれた。 ラッキー。 しかしやはりかなり訝しげな声。 俺「こんばんわ。にーやんです」 S「ああ! にーやん(いつもと同じ声色に戻る)。 どうしたんですか?」 俺「まだやってる?」 S「ははは。いやぁ、そろそろ閉店なんですけど」 俺「よかったよかった。まだやってて。 とりあえず今から行くから」 S「まじっすか?」 俺「まじまじ。いやぁ実はカクカクシカジカで…」 S「がはは(しばし爆笑)。分かりました。じゃ待ってます」 女なのになんと男気溢れるヤツ。 3ヶ月前に入ったばっかで、それまであまり深く関わったこともなく、 こないだ初めて遊びにいっただけの関係なのに。 そこからタクシーで高円寺のヤツの家に。 到着時刻3時半。 ビールを飲みながら今日の顛末を話してたらいつの間にか5時。 いつの間にか爆睡した後、起こされて10時。 SにTシャツとタオルと上着を借り、 コンビニでパンツと靴下を購入し、電車に乗る。 やっぱ東高円寺在住のこいつにしといて正解。 新宿めちゃ近い。 時間通り11時に到着し、合流。 無事清里へ行けたのでした。 (以下次号) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年09月06日 22時43分12秒
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