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漫画家・水木しげるの画業60周年を記念し、巨匠が書き続けた妖怪の世界を原画やブロンズ像などで総合的に紹介し、過去の美術作品をあわせて展示することで、私たちの想像力を無限に刺激し続ける妖怪という存在に考察を加えているらしく、実に楽しみな展覧会が兵庫県立美術館で開催してるのを知って、丁度、帰阪の息子と一緒に見に行こうと、どちらとも無く言っていたけど、結局調整付かず、行けずじまいとなってしまった。実に残念ではあったが、まだ、当分開催してるからとのんびり構えていたら、来月始めには終了とのこと、最終日には行けるかなぁ?? それはさておき、夏といえば「百物語」では怖い話定番ですが、「夏の怪談話」は時折やりました。 その一つに、ある知人がとある場所に差し掛かった時、巡礼の衣装を纏った集団の歩く姿を車のバックミラー越しに見て、ハット驚き、直に後ろを振り向いたら人影は全くなかったというお話。 もう一つ、その昔、幽霊みたさに私と友人は車を飛ばして、かのスポットなる方面に車を走らせた、スポット辺りに結構近付いたところは寂しい山道、当然民家も街灯もなく、天候も良くなかった所為で疎らに雨も降っているので、当然月明かりも無いため、辺り一面真っ暗、有るのはただ、前方のみ照らす車のライトのみ、何だか、不気味な予感がし、そして、悪寒が走った、なんと室内のバックミラーに人顔が・・・ハット驚いたと同時に、それは友人ののっぺら坊の顔、お化けと驚いてみせた(笑) 子供の頃は自然や野生の動物に不思議な力が宿っていると信じていた、そして、「不思議な事」「奇妙な事」に遭遇したら「お化け」や「もののけ」を想像し、それは妖怪の仕業と考えられ、妖怪は恐ろしい化け物であった。 ところが、水木氏の妖怪漫画は恐ろしいどころか、愛嬌があり、親しみすら与えることとなり、今や妖怪と言えば、子供達を未知の世界に引き込む魅力満載の水木ワールドがすべてである。 ただ、妖怪すべてが、悪い妖怪ばかりではないらしく、今も蛸入道伝説のように蛸地蔵尊として祭祀されていて、地元の人は願かけに訪れ、蛸を口にしない人も結構いるらしい。また、それにちなんでかどうかは定かではないが、所在地の駅名が「蛸地蔵」という。
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