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「Cast off ~小さな君のその手を抱きしめるために~」

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2005.12.03
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カテゴリ:ネタ
以前に花火売りのバイトのエピソード書いたんですけどね。

伸子と亜紀との出会いはその続編になるのかな。



女の子5人組のお客さんを相手に口も滑らかに花火を売っていました。

「まだ、男の子に声掛けられてないの?」

「そんなことないよ」

「でも、女の子だけで花火してさちょっと寂しくない?」

「そうだね~。でも、なかなか良いと思える人いなくて」

「あら~。。。そなんだ。でもさ、適当なところで手を打ってね。

花火なんて男の人に買わせた方がいいんじゃない?」

「ああ、そうだね(笑)」

「だって、男の人って女の子の前で気前の良いところ見せたがるし

それにその方が売り上げが伸びるからね(笑)」

「おに~さん商売上手だね」

なんて会話をしていたらさ

「千蔵~。今日も頑張っているね~」

二人の友人に声を掛けられました。

「あら、女の子5人だけで花火なの?」

てか、もう女の子に声を掛けている友人二人。。。

おいおい、俺の存在は?ってな感じでした(笑)

女の子達も声を掛けられるのに慣れていたから

「うん。女の子だけで花火するの~」

軽くあしらわれていました(笑)

まぁ、悪い奴らじゃないのでね。

千蔵がちょっとだけ助け船を出しました。

「そだ、こいつらと花火しておいでよ」

「ええ~~~!」

「ほら、さっき言ったじゃない」

「そかそか」

そうなるとあっさりと交渉成立ね。

きっかけなんて何でもいいのよね(笑)

やっぱり夏の海はためらいよりも予感が似合いますね。



しばらくして友人と彼女達が戻って来ました。

花火をする前とは違って凄く仲良さそうで

「これから一緒に飲む事になったからさ」

「良かったね」と。。。

顔は笑ってますが千蔵はちょっと悔しかったんですけどね。

そんな千蔵の心情を悟ったのか1人の女の子が千蔵に声を掛けてくれました。

「ねぇねぇ、おに~さんもバイト終わったら一緒に飲もうよ」

「混ぜてもらえるの?嬉しいな」

控えめな返事ではありましたが嬉しかったのは間違いなかったです(笑)

てか、相変わらず前振りの長い千蔵ですね(笑)





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Last updated  2005.12.04 00:50:43
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