2008/01/01(火)07:54
潜入!ハプニングバーact.7
彼女の股間に飛びッ子を装着してホテルを後にした外は既に夕闇が訪れ渋谷の街はその表情を一変させていた昼間は冬とは思えないほどの温かさだったが夕闇は街を静に凍らせていた荷物の多い彼女は駅のロッカーに大きな荷物を預けていた握った掌は汗ばむどころか凍えそうな冷たさで僕はコートを脱いで彼女の肩に掛けた「千蔵が寒いからいいよ」視線がそう僕に訴えかけるが微笑んで視線を却下する『僕は寒くないから』無言でそう伝えた
彼女の眉間がこわばる渋谷の街を歩きながら飛びッ子のスイッチを入れた大きな反応ではないけど微妙な表情の変化が想像を掻き立てる
シックな和食系の居酒屋のカウンターに並んで座り飲みながら談笑している時も時折・・・スイッチを入れるピクッ・・・その横顔に小さな反応を見せる彼女店員も周りのお客も誰も気がついていない僕と彼女だけのコンタクトお店の喧噪の中で2人だけの秘密を共有しているそんな感覚が左脳を刺激する彼女の刹那い表情が吐息を我慢する表情が快楽に耐える表情が喉を流れるビールを美味しくさせるそしてハプニングバーへと歩を進めた