たのしい韓国ソウル&京畿道+江原道のニュータウン生活

2011/09/15(木)10:54

京義線新線 DMC-孔徳駅間、2012年12月開業へ

韓国・ソウルの交通(115)

きょうの中央日報朝刊から。現在工事中の京義(キョンイ)線の新線工事(デジタルメディアシティ[DMC]駅-龍山駅間・8.0km)のうち、DMC-孔徳(コンドク)区間(6.1km)について、来年2012年12月に開業すると韓国鉄道施設公団が14日明らかにしたと報道。 こちらが京義線電車。ソウル駅発ムンサン行きです。大谷駅にて2011年8月30日撮影。 この新線工事ですがこんな感じです。中央日報15日朝刊22面メトロ欄より。現行は加佐(カジャ)駅から新村駅、梨花大正門地下、北阿ヒョン洞、小西門踏切を通ってソウル駅に入るコースなのですが、新線はDMC駅から加佐駅までは現行の線路に平行して走り、その後、旧龍山線があった鉄道用地の地下を通って龍山駅までつながる路線を現在工事中。この区間の駅はDMC駅-加佐駅-弘大入口駅-西江駅-孔徳駅-孝昌駅-龍山駅となります。来年12月の開通はDMC駅-孔徳駅間で、孔徳駅-龍山駅間の1.9kmは2014年末の開業となるとのこと。この新線ができると、弘大入口駅で2号線と仁川空港高速鉄道と、孔徳駅で5号線と仁川空港高速鉄道(※現在駅舎工事中で未営業・列車は無停車通過)と乗換えができるようになります。孔徳駅まで開業すると京義線の現在1日6万人の利用客が15万人まで増えるとのことらしいのですが、さてどうでしょうか?ソウル駅のほうへ向かう現行の京義線列車をよく使うわたくしめとしては、これでますます新村・ソウル駅に抜ける列車が少なくなる(今でさえ30分に1本とか1時間に一本しかない・・)あるいは廃止の憂き目にあうかもしれないのでちょっと困りますなあ。。。むしろ現行路線のほう、ちょうどど真ん中を京義線が突き抜けるいま開発中の北阿ヒョン洞のニュータウン計画やあれだけ立派に作って閑古鳥の新村(汽車)駅ビル活性化のためにもむしろ増やしたり、昔むかしあった旧アヒョン里駅をニュータウン居住者のために復活!なんていう発想はないんでしょうかねえ。たぶんKTX、セマウル、ムグンファ号の車庫への回送や貨物列車・軍用列車の通過で京義線通勤列車まで走らせる余裕がない!ということなんでしょうけど、だったら山陽新幹線の博多南駅みたいにKTXでソウル駅から新村駅にいけちゃう!なんていうことやってほしいですよねえ。。。こんな光景も数年後には見られなくなっちゃうのでしょうか。。。 新村セブランス病院ビルから眺める京義線(延世大前・新村駅付近)。2011年8月30日撮影。 ↓ アメリカ軍の元軍人さんが撮影した50、60年前の鉄道写真。韓国の当時の写真もあるようです。ちょっとお高めですが、カラー写真で貴重な資料! ↓ わたくしめも持っています。昔の韓国の鉄道路線を確認するのにいいです。韓国の近現代史を勉強している人にも結構役立つ史料ですよ!

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