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カテゴリ:韓国・ソウルの歴史
朴正煕大統領記念・図書館に行ってきました~その2~の続きです。 最後の展示室はここ。第3展示室です。 最後のこの展示室は人間・朴正煕に焦点を当てた展示室で、家族との写真や趣味で使った道具など大統領の所持品などを展示しています。結構こういうものは物の本などでは知りえることができないので、意外な朴正煕大統領の一面をうかがうことができる展示です。 当時の映像を視聴できるコーナーもあります。 第3展示室の最初は「人間・朴正煕」という写真コーナー。大統領の私生活の写真が一杯掲げてあります。セヌリ党の大統領候補になりそうな朴大統領の長女・朴槿惠さんとの写真などもありました。
そして当時使っていた朴正煕大統領と陸英修夫人の大韓民国外交旅券も展示されていました。
朴正煕大統領はカメラ愛好家でもありました。ニコンを愛用していたようですね。そういえばいまも青瓦台カメラマン、ニコン持っていたの見たことあるけど。。。 これが朴正煕大統領の遺品。趣味で使っていたものだそうです。絵画の趣味もあったようで、展示室内に絵を描いている大統領の写真もありました。
そして展示室の出口付近にはこんな言葉も・・・・・ 「備えあれば患いなし・・・平和統一」 「自分の一生を祖国と民族のために」
展示館の出口にはこの記念館建立に当たって尽力をした人や寄付をした個人・企業名を記した板がありました。 朴正煕大統領記念事業会の名誉会長には、朴正煕政権期の宿敵で自らの政権期にこの記念館設立を決めた故金大中元大統領の名前が刻まれています。その下の顧問には朴正煕政権下で初代KCIA長官を務め日韓国交正常化交渉をまとめ上げたJPこと金鍾泌(キム・ジョンピル)氏の名前も!(最近は政治の世界には余り顔を出さなくなりましたが、先日も新聞に過去の逸話などをインタビュー形式で話していました。) また発起人兼歴代役員の筆頭に長女のパク・クネさんの名前もあります。
韓国の名だたる団体・企業も設立に当たって協力したようです。
中には外国人と思われる寄付者の名前も。。。
韓国の現代史や政治、そして漢江の奇跡に象徴される韓国経済にご興味のある方でしたら、ぜひ見ておきたい記念館です。 オープンのときには左派の反対派がデモをするなど物々しい状況で、かなり人が多いのかと思いましたが、平日は本当にガラガラ状態ですので、いまならゆっくり観覧も出来るかと思います。 お時間があったらどうぞ!! 名称:朴正煕大統領 記念・図書館/Park Chung Hee Presidential Library & Museum お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年03月03日 22時14分06秒
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