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テーマ:韓国!(17350)
カテゴリ:韓国・ソウルの看板サイン
久しぶりの韓国・ソウルの看板サインです。 この間の土曜日にソウルに戻ってくるときKTX(韓国の高速鉄道の略称です)を降りた龍山駅の改札口の床に張ってあったこのサイン。 実は韓国の鉄道の駅(地下鉄や近郊区間を走る電車は除く)、改札業務を全くしていなくて、あるのはただ出入口だけ。以前はちゃんと改札できっぷのチェックがあり、KTX開通時にも自動改札機を導入したんですが故障の連続で、そのほかネットできっぷがかえるようになったこともあり、できたばかりの自動改札機を取っ払って、数年前からソウル駅などでKTXやセマウル号(特急)、無窮花(ムグンファ)号などに乗るときも駅員さんも誰もいない単なる入口から入ってホームへ行くようになりました。 車内で端末を持った車掌さんが販売した切符のところにちゃんとお客さんがすわっているかチェックをして不正乗車を見抜くから大丈夫、ということらしいんですが、ただ立席券というのも販売されていて席なしでとりあえず通路などで立って乗車できるものもあり立席券を買って空いている席に座って車掌さんに検札されることはあっても、立っているお客さんに検札するケースは過去見たこともなく(よっぽど怪しいお客さんの場合は別ですが・・・)、実際問題、きっぷを買わない人もやろうと思えば改札口でのチェックが全くないので無賃乗車をすることも可能な状況となっています。 韓国の鉄道も大赤字で累積赤字が山のようになっている現状なのになんで改札までやめてしまったのか正直理解に苦しむのですが、改札口に写真のようなステッカーが床に貼ってあってお客さんの「良心」に訴え無賃乗車をなくそうとしているようです。 韓国語では「顧客信頼線(運賃境界線)」の文字が。ここから先は運賃を払わなければなりませんよ、ということなんでしょうか。 英語でも外国人向けにこんな文句が・・・ We trust you!の文字が。私たちはお客様を信じています、ってことでしょうか。カッコ内にも料金を払ったお客様だけがこの線を越えることができます、という文字が・・・ うむ、、ちょっと過度に良心に期待しすぎのような。ソウル市内の地下鉄も大赤字で自動改札があるにもかかわらず心無い無賃乗車の乗客が多く、赤字の大きな要因の一つになっているとのこと。実際に1週間のうちに何度もゲートを潜ったり、飛び越えたり、強行突破したり、開けっ放しの駅用務員やベビーカーなどが通過できる改札ゲートをICカードもかざさず通過したりとしている光景をよく見ますが、このような状況で長距離列車の改札を省略というのはなんとも矛盾しているようにしか思えないのですが・・・ まあネットできっぷを買って印刷して持っていったり、スマホでチケットが買えて何かあったらスマホで車掌に提示、という時代だからもう改札はいらないというのかもしれませんが、鉄道先進国の日本に住んでいた人間からするとなんだかちょっと違和感を感じてしまいます。大丈夫なんでしょうか、Korailの経営・・・
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最終更新日
2013年05月08日 00時24分50秒
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