|
テーマ:韓国!(17350)
カテゴリ:韓国・ソウルの歴史
「休日のきょうは平和ランド&臨津閣へGo!その3~臨津閣から北を臨む~」の続きです。 豆列車「平和列車」がぐるっと一周するその真ん中には朝鮮戦争(1950-53・韓国では「韓国戦争」「6・25(ユギオ)戦争」などといいます)に参戦したアメリカ軍参戦記念碑があり、その周りにはトルーマン大統領の銅像や参戦した部隊の記念碑などが数々あります。
ここまでは過去なんどか来た時に見かけていたんですが、きょうはじめてこんな記念碑を見かけました。 アメリカと韓国の国旗が刻まれていますが、少なからず日本とも関係しています。拡大すると・・・ 朝鮮戦争に参戦し命を落とした日系アメリカ軍将兵274人の記念碑でした。何度もこのあたりは通っていたのですがきょうようやく存在を気づきました。
見たところ記念碑も周りの朝鮮戦争関連のものよりかなり新しいようです。石碑の裏をよく見てみると・・・ 日系アメリカ人朝鮮戦争参戦退役軍人会が2000年4月25日に建立したようです。下にも支援団体として大韓民国政府、大韓民国在郷軍人会、坡州市などの名前も・・・ ここからちょっと歩いたところには京畿平和センターというちょっとした展示室があり、朝鮮戦争などにかかわる展示などを常時行っているようです。きょうは「分断風景」という展示が行われていました。(2014年3月23日まで行っているようです)
展示場はそれほど大きくありませんが、朝鮮戦争の経緯を写真やビデオ、当時の砲弾などを展示しコンパクトに分かりやすく展示してありました。 下の写真は停戦協定にサインをした机を再現したもの。実際の停戦協定書の複製があって、大韓民国大統領の署名欄が空欄になっていて自らの名前が書けるようになっており、それを記念撮影できるようになっています。
臨津閣からだと北朝鮮の開城までわずか20KMちょっとで、ソウルまでは50KMちょっと。それだけ南北分断の最前線でもある臨津閣周辺。いろいろ散策してみて朝鮮戦争の記憶がまだ残るここ臨津閣でいろいろなことを勉強させてもらいました。 ↓ 朝鮮戦争と日系米国人将兵参戦。まだまだ余り知られていない歴史があるようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年05月19日 19時25分57秒
コメント(0) | コメントを書く
[韓国・ソウルの歴史] カテゴリの最新記事
|