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テーマ:韓国!(17273)
カテゴリ:韓国・ソウルニュースピックアップ
きょう5月1日は令和元年初日。
たまたまきょう5月1日はメーデーのため、韓国の会社などがお休みのところが多く、こちらもご多分にもれずお仕事はお休み(我が家の上の子も下の子も学校は平常通りでした・・・)。 家の中の掃除やらしつつ、一日中、NHK国際テレビ放送「NHKワールドプレミアム」で天皇陛下即位のニュースを見ておりましたが、韓国でも思った以上に天皇陛下即位と新元号「令和」に関する関心は高いようです。 先ほど夜に韓国の大手ポータルサイトNAVERを見たら、国際関連のニュース上位10位のうち、なんと半分の5つが新天皇即位や令和に関する記事!!!(加筆した赤枠のところ・・NAVERニュース画面をキャプチャー) 一部では、昨日の現・上皇さまの天皇ご退位の記事で、退位=即日改元と勘違いしてきのう4月30日から令和、という誤報まで出てしまうほどいろいろ報道がされています。 きのうのNAVERニュースに出たデジタルタイムズの記事「日、きょうから令和時代…徳仁日王(原文ママ)即位」(2019.4.30.)。どうも勘違いでこのような記事になってしまったようで・・ 韓国仕様のスマホで「令和」とググってみると、こんな感じで韓国語でちゃんと令和の説明が・・・ さすがGoogle! 同じくGoogleでハングルで레이와(令和)と入力しても韓国語で詳しい内容が… NHKでも報道されていましたが、世界各国の首脳同様、文在寅(ムン・ジェイン)大統領も祝電を送ったようで、こちらでも同様の内容がマスコミで報道されています。(ただ、天皇陛下のことを韓国でマスコミなどが表記する「일왕(日王)」でなく大統領が「천황(天皇)」と呼んだ!と一部では批判があがっています。ただ韓国政府は98年に発足した金大中政権以降、公式には「천황(天皇)」で統一しているのですが、依然として韓国のマスコミや一部市民の間ではこの表現には敏感になっています) NHKではムン韓国大統領の祝電の話しか出ていないようなのですが、きょう1日午前11時過ぎに配信したソウル経済新聞の記事(「大統領・総理に続き文喜相議長も明仁日王(原文ママ)に謝意」(韓国語))によると、文喜相(ムン・ヒサン)韓国国会議長(アメリカのマスコミとのインタビューでいわゆる『天皇謝罪要求発言』をして昨今の日韓関係悪化の一因になってしまった発言をした人。現在、法案早期審議・通過を巡って激烈な与野党対立で野党から国会議長への突き上げがあり、その後体調不良で昨日午後緊急手術、現在入院中)が天皇陛下即位に関し祝電を送ったとのことで「天皇(韓国語も大統領祝電同様、天皇のハングル表記・천황を使用)が周辺国家と平和で調和ある開かれた関係を持たなくてはならないと述べられ、特に韓国について痛みを共にし和解と協力を強調されたことについて感謝を申し上げたい」という趣旨の祝電であると韓国国会が公表したそうです。 このほか韓国の新聞社で東京勤務の経験もある李洛淵(イ・ナギョン)首相も30日のSNSを通じて「日本、5月1日から『令和』時代ということで、『韓日関係を重視された明仁天皇(原文も「天皇」と表現)に感謝を申し上げます。即位される徳仁天皇には昨年3月。ブラジリアの水フォーラムでお目にかかり、大変深いお話を交わすことができありがたく思っています。韓日両国が新しい友好協力関係を構築するよう指導者がともに努力しましょう」(同・ソウル経済新聞の記事より)とコメントしたそうです。 今回のご即位についての韓国政府首脳・高位関係者からの祝電やメッセージを見る限り、史上最悪とも言われる日韓関係を改善しようという韓国側の現れのようにもみえるのですが、この先控えている大阪でのG20サミットの際、どうも日韓首脳会談も現状では開催される可能性は望み薄という報道が多いので、かなり前途多難なようす。 おまけにきょう徴用工をめぐる問題で韓国で差し押さえている日本企業が持つ株式の売却手続き開始との報道もあり、令和の時代に入ってもまだまだ日韓関係は改善の兆しが見受けられないというのが現状のようです。 平成の時代の日韓関係は紆余曲折はあったものの、それでもソウルオリンピック直後の1989年と比べると随分改善されました。さて令和の時代の日韓関係は、元号の正式英文表記Beautiful Harmonyとなればいいのですが、難題山積でまだ先が見えないというのが実際のところのようです。 毎度ご訪問ありがとうございます。よろしければ下をポチッとお願いします! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年05月02日 07時58分53秒
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