2011/03/21(月)12:48
この頃のこと
韓国からニュース、ツイッターやブログで日本のことを常時チェックする日々が続いている。
被災地からの情報は別にしても、それ以外のところからは希望のある声が聞こえてくる。
「日本は捨てたもんじゃない」
心からそんな気になってくる。
その反面、個人的に連絡を取っている方々からの知らせは、不幸な知らせや悪いことはないにせよ、ちょっと元気がないので心配である。
返事もあまりない。
余裕がないのだろうか?
極めて忙しくなったのだろうか?
被災したのだろうか?
意外に気持ちが萎えているのだろうか?
便りがないと余計なことを考え、心配になってきてしまう。
3月19日は私の誕生日だった。
土曜日だったので、久しぶりに遅く起きて、
遅めの朝食を取った。
義母(韓国語では丈母)がわかめスープを作っていてくれた。
韓国で誕生日の朝は必ずわかめスープを食べさせるのだ。
それが、誕生日の人をもてなす方式。
だから自分で作って自分で食べるということはないと思う。
そうだったら、ちょっと悲しい話だ。
昼食は手巻き寿司にしてみた。
妻の配慮なのだ。
姪と義弟(韓国語で妻男)がプレゼントを持ってやって来てくれた。
夕方近くにクルマでギャラリアデパートに。
バーレーパーキングをしてくれるので、気分がいいデパートだ。
妻がズボンと長袖のTシャツを買ってくれた。
そして、狎鴎亭ロデオ歩いて、時計のバンドの修理品を受け取り、
可愛いコーヒーショップに入って、トルコ式コーヒーとブラジルのドリップコーヒーを飲んだ。
このコーヒーショップは、こぢんまりしていて、一人の若いバリスタが切り盛りしていた。
コーヒーについて、正面から向き合うお店のようで、そのバリスタからいろいろな話を聞かされた。ずいぶん熱心である。
また韓国男性にしては、柔軟で優しそう、しかもそれなりに美形。
髪型はヨン様スタイル?
噂になれば、韓流ファンの日本の女性が押しかけてきてもおかしくはない。
この日は月が大接近するスーパームーン。
自分の誕生日にそんな月を眺めたら、さぞかしロマンがあるなとは思ったが、
残念ながら、黄砂に覆われて、視界が悪く、見ることができなかった。
その代わり、日本の友人たちがツイッターで東京で見える月の写真を見せてくれた。
とっても心が温かくなった。こんな誕生日もいいものだ。