2006/05/02(火)22:25
景気回復?
5月に戦後2位のバブル景気を抜いて景気の回復・拡大は52ヶ月に達する公算が大きくなっているとの事。これが11月まで続けば・・・いざなぎ景気を超え戦後最長を更新するという。
・自動車・電機など輸出主導型の製造業から景気が回復している。
・百貨店の外商で高額商品が売れている
・六本木で深夜にタクシーがつかまらない(本当につかまらないらしいよお。)
・3月の消費者態度指数も、15年ぶりの高水準となり注目された
・家計と販売の両面から分析する消費総合指数も右肩上がり
だが、変化が体感できていない理由は経済指標や賃金、消費面での大きな違い。(この間の実質成長率は「バブル」《土地、株が売れた》の半分、「いざなぎ」《3C(カラーテレビ、車、クーラー)が売れた》の4分の1にすぎない。賃金収入や消費支出は、平成14~17年の4年間で減少しているし多くの企業は財務立て直しを優先し賃金や消費は立ち遅れている)
***コメント***
1.与謝野馨経済財政担当相は「『いざなぎ』を軽く抜く」と自信満々でしたが、本当そうなるのかな。
2.円高になってくるので、現在ある外貨をどうにかしたほうが良いかもしれないなあ。と、Hawaiiに行くには一時的に円高になってくれるとよいけど。
3.バブルがはじけてからの景気回復だから、更なる経済格差がおきるのでは。
***景気***
1.神武景気(1955-57)
2.岩戸景気(1958-61)・・・神武天皇よりさらに遡って「天照大神が天の岩戸に隠れて以来の好景気」として名付けられた。
3.オリンピック景気(1963-64(東京オリンピック))
4.いざなぎ景気(1965-70)・・・1965年11月から70年7月までなんと57ヶ月も続いた。佐藤栄作総理の長期政権のなか10%以上のGNP(国民総生産)の高度成長が維持され1968年アメリカがベトナムで苦戦するのに対し日本は世界第2位の経済大国となった。