芦屋‘庶民派’「至福」ライフ

以前から「冬はカニ食べに日本海に行きたい！」
と夫婦で話し合っていました。で、今回
山口の実家に帰省する途中（にしては遠回りですが）に
立ち寄って「カニ宿泊」しようという話になりました。

ただ、直前になって方針を決めたので
探す手段は限られてきます。しかも連休初日。
普通の宿は値段設定を上げていて当然の日程。

ネットであれこれ調べてみても、なかなか安い宿はありません。
こういうときにウチで頼りになるのは
トクーさん。

さらに今回は「宿泊前日」の宿探しなので
宿からの回答が無いと予約が確定しない宿はダメ。
申し込んだその場で確定する宿に限定して探し始めました。

そして、見つけたのがここ。兵庫県に隣接した
鳥取の東の端にある町、岩美町の民宿
「カニの民宿　竹中屋」さん。
（多分、直リンクは受け付けないと思うので貼りません
　でも、鳥取東部の宿は登録が少ないからすぐにわかると思います）

トクーへの紹介料一人８４０円は掛かりますが
「茹で松葉カニ１パイ付き」の内容で、一泊二食１万円ジャスト。
他の人の口コミを見ても「海の幸のシーズンなら大満足」
というような内容でしたので、よっしゃ、と決断。

松葉ガニの浜茹でが一人１パイあれば、それだけでも
いい加減「腹いっぱい」になるんですから
そのほかに刺身やら、なにやらの海の幸が食べられれば
１万円払っても十分におつりが来るよなあ。と。

確かにカニといえば「カニすき（鍋）」がメインで
「雑炊で〆て」というのが本音なんですけどね。
でも、私たちの中では「一人鍋」の形ででも
着いてくる可能性が高いし、ね。と想定して出かけました。

で、到着して、食事の部屋（満室では無いので空き部屋を一部屋）
の扉をガラリと開けると。。。
目に飛び込んできたのが冒頭の写真です。

確かに宣伝文句どおり「茹で松葉カニ１パイずつ」ついてます。
で、テーブルの奥にはちゃんとした「鍋」がコンロに乗っていて
隣には山盛りの野菜、きのこ、豆腐。
テーブルに目を戻せば、あるわ、あるわ。
「小芋の煮物」「おろし大根の和え物」
「刺身盛り合わせ（イカ、アワビ、ハマチ）」←居酒屋でも確実に1500円！
それにカニすき用の「大振りな生のカニ、約１匹分」
「水ガニ（脱皮後のカニ）」がやはり各１匹分。

確かに「極上松葉ガニづくし」では無いんですけどね
でも、この量は半端じゃありませんぜ！
さらに食べ初めて少しで「甲羅揚げ」まで出てきて。。

はっきり言って、食べ切れません！！
早々に「水カニの半分以上」「刺身のほとんど」
「甲羅揚げ」「和え物」は手をつけることを断念。
食後に部屋に戻って「ゆっくり食べるもの」に仕分けてしまいました。

で、ビール１本と、日本酒を冷やで一合。
早速「茹で松葉」からとりかかります。
甲羅を外して、ミソをヒトなめ。
はうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。
日本酒をぐびり。
くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。



あとはもうひたすら「がるるるる」と喰いまくり。
鍋用のカニも刺身として頂きまして。大満足。
もちろん、鍋は白菜がてんこ盛り。いくらでも入ります。

しかし、食べても食べても、テーブルの上の食べ物が
減らないんですよ。ぜんぜん。。

何とか無理やり鍋を完食し、雑炊を一人前だけ作り
はちきれそうなお腹に収めたところで、ギブアップです


そうそう。忘れてはいけないのが、ここの「お酒」
鳥取の地酒の中でも評判の高い「瑞泉」の酒造場が
この宿からほんの200mほどのところにあるんですよ。

なので、ここのお酒も当然のように「瑞泉」
これがまた、カニを中心とした料理に合う合う・・・
たまりませんですわ。

しかも、翌朝、会計を見ると、この瑞泉。一合が300円。。。
ちょちょちょ。。。原価に100円ほどしか乗せてないやんか。。

２時間半をかけて、なおも食べきれない料理が山盛り。
予定通りお盆にあれこれ乗せて部屋に戻り、
ちみちみ宴会を続けることにしましたが
結局、茹で水カニは完食に至らず、お土産になる始末。

なお、翌朝の朝ごはんに出たみそ汁が
「勢子カニのみそ汁」でも、もう、驚きませんよ。ええ。
でも、おかずは「ハムエッグ」と「カレイの一夜干し一尾」
おまけで「イカの刺身」付きという内容はちょっと。。
昨日のカニがまだ胃袋に残っているような感じがするのに。。

苦労して、それでも残さず頂きました。

本っっっっ当に「大満足」なカニ三昧の宿でございました。
ただ、あまりに量が多すぎて
「また行きたいのはやまやまやけど大食漢を連れて行かないと」
という変な悩みが付きまとうのは、ご愛嬌(笑)

しかし、今回も、これ、
アフェリエイトにならんのなあ。。。