芦屋‘庶民派’「至福」ライフ

朝起きて、新聞を開くと、美しいカラー写真が。
神戸港に二隻の帆船が並び、その帆をいっぱいに張った
白くて優雅な姿が、目に飛びこんできました。

なかなか、二隻が揃うことは少ないんですよね。
これは、行かねば、ということになり、花隈から南下し
海岸通、ポートタワー下から、神戸ビエンナーレ会場を通り
メリケンパークに入ると、、、
向かいの岸壁に停泊する美しい船体が
「どーん」と目に飛び込んできました。

大きい、というのではなく「存在感がある」ってヤツですね。

見ると、たくさんの人が行列をなしています。
「あっちに行って、見学する！」
奥さんが、そう言います。
「あかんて、ああいうのは、事前にハガキで申し込んで
　当選した人だけが、中に入らせてもらうねんから」
と、私。。。。
「違うよ、一般公開って新聞に載ってたよ」
「えー、無理なんちゃう？」などと言いながらも
近くで帆船を見る、というだけでもエエか、と
てくてく、てくてく。１５分ほどで、岸壁に到着。。。

あ、どうやら、本当に「誰でもOK、な見学会」のようすです。
「疑ってごめんな～」と言うが早いか、
あっという間に行列の最後尾に！

岸壁の一番海沿い、というか、船のすぐ近くを
じわり、じわりと列が動いていきます。

日本丸の船首から、右舷側、船尾と進み、
本日の公開対象である海王丸の船首の方へ。
並び始めてから、ちょうど一時間くらいで
右舷に用意されたタラップに到着です。

さあ、想像以上に急な傾斜のタラップを登り
いよいよ、海王丸の甲板に、あがることができました。

いやあ、かっこ良いですねえ、帆船。
見学者を危険から守ることも兼ねて甲板には
若い水夫（婦？）さんたちが制服姿でそこここに。

そして、彼ら、彼女らは、船での生活について
レクチャーしてくれたり、色々な質問にも明るく答えてくれて。
年明けの１月から3ヶ月ほどかけての
「ハワイへの航海訓練」が待っていることや
実は実習船の卒業生（高専、大学）は就職でも
海運業などから引く手あまたで、就職浪人とは無縁なことなど
いろいろなことを聞くこともできました。

いやあ、かっこ良いですよ、帆船も、実習生の凛々しさも。
んで。下船して説明を読んでいると、おおなんと！
１２月１日（土）に、日本丸が出航する予定であること。
そして、その際には「登檣礼」が行われることが告知されていました。
（海王丸は、ウィークデーに出航なんです）

いやあ、これは行かねば！です。
日本丸の出航予定は14:00
なので、登檣礼は大体13:30ころになるとのこと。

マストの上に、セーラー姿の若者達が
鈴なりに並んで、そして、敬礼。ですよ。
楽しみですねええ。もちろん、行きますよ！夫婦そろって。
わくわっくでっす！

場所は、神戸市立博物館から、まっすぐに海に歩いたあたりですよ～
三宮駅からだと１５分くらいかな？