2016/05/12(木)08:19
母の日のフェスティバル
長男が帰省している間の3日の日に早く届いてしまった母の日のプレゼント。中を開いて皆で食べた。贈答品のサクランボの母の日用ってこんな風にラッピングしてあるんだという感じで一つ一つがかわいくてきれいで甘さがあって本当にいとおしく大事に食べた。昨年コーラスの東北大会で山形に行ったとき食べたサクランボの味を思い出し、懐かしかった。 赤いカーネーションておかあさんの心を刺激するもので、我が家にはこうした造花のカーネーションが何本かセロファンに包まれたまま飾ってある。 さて、実は母の日は今年も恒例のおかあさんコーラスの春のフェスティバルだった。下のピンクのカーネーションは打ち上げ会場の駅前の料理屋の粋なプレゼントだ! お友達からは前日にチケットのお礼にとお菓子を戴いた。可愛いカーネーション柄の小さな箱に入っていて、たった300円のチケットだけど切手を貼って封筒に入れて私のパソコン画入りの手作り便せんに招待のことばを書き添えて送ったのが嬉しかったようで、彼女の心遣いには本当にいつも感激してしまう。
中は青森県の名物洋菓子「いのち」
今年の曲は津軽の高木恭造作詞、野坂轍夫の作曲の我コーラス団体のために作っていただいた津軽弁の歌。私がこのコーラスに入る前からの曲だそうで今回で3度目の演奏の懐かしい曲だ。その中の二曲を歌ったのだが、一曲目の「冬の月」という曲は聴きようによっては妻をたたいてしまって後悔してるという光景があり、一見DVの歌とも取れて、今の時代では複雑な唄である。途中に入るソロのセリフとパートのセリフの掛け合いが見せ所である。しかし、これを子供を叱った時の親の心理に置き換えてみて考えたらちょっと納得いくので、私はそのようにイメージして歌うことにしている。又「野火」の方は明るく楽しい子供達のやんちゃなイメージが浮かぶ。まあ、枯草に火をつけるなど今の時代なら火事になるからやめなさいというところだろうが、そこは古い時代の田舎の光景と思えばいいのだろう。この歌は和太鼓と拍子木が入り、アルトソロとソプラノソロの歌が入り、掛け声の賑やかな演出になっているが、リズムが見せ所だ。 【冬の月】カガごと(奥さんを)ぶったらいで(叩いて)おもでさ(戸外に)出はれば(出たら)まんどろだお月様だ(青白いような丸くて大きなお月様だ)ふいだあどのやぶこいで(吹雪の後の吹き溜まりをかき分けて歩いて)どさ、えぐどもなく、わあ、ではて来たんだ(どこへ行くともなく私は出て来たんだ)セリフ1・・・「どしたてあたらね、にぐぐなるもんだべば」(どうしてあんなに憎くなるんだろうな)セリフ2・・・「にぐがるのは、めごがるより本気になるもんだね」(憎くなるのはかわいいと思うよりも本気になるものだよ)そして今、まだめごいど思うのは、どうしたごとだば(そして今まだかわいいと思うのはどういうわけなんだろう)ああ、みんなふぎどおんなしせえ(ああ、みんな吹雪と同じなんだな)過ぎでしまればまんどろだお月様だね(過ぎてしまえば、青白いような丸くて大きなお月様だね) 【野火】ゆぎゃ、けだばりのトド松の林のかげのかがわらさ、わらはんどどあ、しこつけだな(雪が消えたばかりのトド松の林のかげの草原に子供たちが火をつけたな)枯草こ、パチパチて燃えふるがれば、わらはどんどあ、しこどいしょねなて、はねけったり、てんぶこうったりしてだね(枯草がパチパチって燃え広がれば、子供達も火と一緒になって跳ね返ったり手をたたいたり?してたよ)
津軽弁の勉強にどうぞ! http://www2d.biglobe.ne.jp/~oga/tsugaru/ben.html
それなのに合同合唱で歌った歌がこの曲でギャップが激しすぎ。「NIGRA SAM」というタイトルのラテン語曲だけどスペインの曲。今回中学生女子が賛助出演してくれたけど、こんな感じで若い少年合唱団が歌うときれいだわ。おばさんたちが歌うのは結構きつかったわ。。私、明日青森市に来る「ウイーン少年合唱団」のコンサートに行くんだけどこんな感じかなと楽しみ!!
その日はアンコールには選ばれなかったけど、裏話だとアンコール団体に指名されても最初から辞退した団体が一位、二位ともだそうで、選ばれたのは三位で、私達は四位とか。。打ち上げの時審査員の講評を聞いたが、今回私達の団体にチャンスがあると言われているだけに厳しいものだった。でも、辞退した二団体は今年は規約上(一度全国大会に行くとむこう三年は行けないことになってる)行けないし、地元開催県には枠が一つ多いという特典があり、今年は青森県なのでチャンスではある。14年前に一度全国大会(東京だった)に行ったけど、「ひまわり賞」というものをいただいたことのない我団体。だんだん厳しくなってるので、今年は全国大会にすすめるだけで久々に喜べるというものだ。今日も練習があったけど、指揮者は男の先生なのでどうしても女声特有の指導が上手くないので、メンバーの中で声楽に詳しい人にいろんなボイストレーニングをしてもらって初心にかえって大変ためになった。しかし、今回は欠場のメンバーがいろんな事情で多い。それでなくても21名で多いとは言えないのに、娘さんのお産とか、親の介護とか、体調不良とかで出れない人が多く、東北大会に行くメンバーは17名しかいなくなった。そこで、苦肉の策でメゾの人をアルトに動かしたり、私はソプラノだが今回も途中からメゾソプラノを助けて又ソプラノに戻って歌うという小細工に利用されている。聴いてる人から見たらわからないだろうが、歌う方は結構きついのだよ。。今日もそういう箇所を急に増やして又しても神経を使うことになり溜息だ。
さて、我が家の亀を見たことがない方に紹介です!最近はまだ寒い日が多く(今日も暖房をしていました)、なかなかベランダに出して日光浴させられず、こんな感じで家の二階の廊下に置いてます。左の水槽がクサガメの二匹。小さいのがオスの「シノブ」君で、大きい方がメスの「ハルカ」ちゃん。この子たちは長男が9歳の時に自分のこづかいで勝手に買ってきたものです。とても仲良しでもう22年くらい飼ってます。メスは買ってきたときからこの大きさだったのでかなりの年齢であると思われます。でも一昨年まで卵を産んでました。もう無理そうかな・・・オスはその気満々でメスの前で首を横にゆらゆら振ったり、メスを噛んだりして求愛します。そんなオスがとても健気でかわいらしいですけど、メスはのんびりかまえています。。そして、右の水槽がミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)の二匹。
小さいのがオスの「シノ」君、大きいのがメスの「ナル」ちゃん。これはクサガメよりも1年遅れくらいで子供達を弘前の花見に連れて行ったときに弘前公園でねだられて買ったものでした。この二匹は手の平に乗っても小さくてかわいいサイズの亀でした。でも、やはり20年ほど経ってこんなに大きくなってしまったのでした。とにかく、クサガメよりも食欲旺盛(メスが)、性欲(オスが)も旺盛。時々オスがストーカーみたいにメスを追っかけまわすので、メスは噛まれてひどい傷になることが多い、だから様子を見て特に冬眠期は別居させてメスの健康を守ってます。ミドリガメの求愛はオスがメスの顔の前で両手の長い爪をプルプル小刻みに震わすことです。メスは逃げまくって大変で、卵は夏になると何度も産み、壊れてしまう・・・この亀たちの世話を普段は県外で働いている長男が帰省すると水替えをしてくれます。なんたって、彼が飼い主で、異常な亀好きは3歳の頃からでしたから・・・ ハルカ(左の♀)とシノブ(右の♂)
シノ(左の♂)とナル(右の♀) 4日間ほどいた長男だが、今職場に悩みを抱えているらしく、いつもはたらふく食べる白米を今回はあまり食べなかったので、心配している。私も亀も頑張ってるから頑張れよ!母の日、父の日、敬老の日といつも心遣いありがとう!