テーマ:最近観た映画。(40126)
カテゴリ:映画
今日は仕事が休みだったので、
惰眠を貪って、さくら水産で卵かけ御飯3杯食って、壊れたプリンタ買い換えて、 髪切って、大好きなラーメン食って、家で映画観て、今ここ。 な、なんていい休日……。涙が出ます。 明日も頑張って、仕事とオーディションに行けそうです。 さて、今日観た映画は……。 「スピード・レーサー」 (最近レビューがダラダラ長くなってきたので、コンパクトにいくぞっ) 公開前から、何で今頃マッハGoGoGoをリメイク?という印象はあった。しかしそこはウォシャウスキー兄弟のこだわりがあったのだろう。実際に映画を観て、そのこだわりがひしひしと伝わってきた。 脚本はウォシャウスキー兄弟自身。兄弟の脚本と言えば、大ヒット作となったマトリックスシリーズや、Vフォー・ヴェンデッタ等がある。どちらも「革命」がテーマ。そして今作もそれらに漏れず革命がテーマである。原作はレーサーの主人公が悪のレーサーと戦い、世界を救うといった内容だったと記憶しているが、そこをウォシャウスキー流に調理し直し、1人の天才レーサーが、金にまみれて腐りきったレース界に革命を起こす、というサクセス・ストーリーになっている。 映像や演出は、アニメ好きの監督の脳裏に描かれたイメージが、余すところなく再現されている。世界観は、近未来とも70年代ともとれるリミックスされた世界。それを再現する為に、恐らく90%程のシーンがCGで描かれている。CGでなくては描けないのではなく、CGで描くことにこだわったのだろう。最初は違和感があったが、次第に慣れた。演出も、コミカルな部分は徹底してコミカルに、実写映画の枠に囚われない自由でアニメチックな演出が散りばめられている。 とにもかくにも、序盤から涙がこみ上げてきて驚いた。レーサーであった兄と死別し、兄を追い越そうと腕を磨いてきた主人公。その努力と才能が花開く最初のレース。その長い道のりを序盤の15分間に凝縮してしまったのだから、兄弟の脚本と演出技術にうならされる。そして「現実」にぶつかり悩みながらも、敗北を恐れず挑戦し続ける主人公が輝ける勝利を手にする姿は、男の成長をアツく描き切ったまさに男の為の映画。ラストは熱い涙で漢泣きだ! スピード・レーサーの名に恥じないスピーディーなカーアクションに胸を熱くし、しつこ過ぎない笑いが頬を緩ます。テーマ曲も往年のアニメ主題歌が小気味よくアレンジされていて嬉しい。見終わった後は「オンナにゃ、わかんねーな!」と息巻いてしまいそうになるが、もちろん誰にでも楽しめる娯楽映画だ。 ……あれ、あんまコンパクトじゃないな とにかく、泣かされるとは思ってなかったので、面くらった(笑) 食わず嫌いで観てない人、オススメですよ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 14, 2009 01:21:51 AM
[映画] カテゴリの最新記事
|