2020/09/26(土)01:10
精霊武器を作ったぞ。
ベイリックシードさんこんにちは!
おじいさま、ごきげんようですわ!
うっす、じいさん。
じいさんから呼び出しとは珍しいな。
しかも武器を持ってこいとはどういうことだろうか?
ふぉっふぉっふぉ。
なに、お前さんに少し提案があってじゃな。
む?なんだ?
セルフィアよ、精霊武器とやらを
作ってみる気はないかのう?
精霊武器・・・?
ベリナとは違うのか?
ふぉっふぉっふぉ。
精霊という点で雰囲気は似とるが、ベリナとはちと違って、
生まれたての精霊は何も記憶や知識がないんじゃよ。
そこで、精霊が宿る武器を通して、戦闘や生活の中で経験を積んで強くなる精霊なんじゃ。
ほう?
なるほどな・・・
武器が強くなるのは良いことですわね♪
というわけで、早速試しに精霊を宿してみないかのう?
精霊・・・!
(ちょっと恋のライバルが増えそうな気がするけど、多分気のせいだよね、うん!)
成程、ちょうどこの最近師匠から貰ったスタッフがあるし、
たまには別の武器を使うのもありかもしれないな。
【ベイリックシード】
ほれ、材料はわしがもう用意しておるから、さっそく試してみるとよいぞ。
おお、助かる。
じゃあ早速このスタッフを素体にして・・・ここをいじって・・・
よし、お願いするぞ。
了解した。
さあ、いくぞい!
【ウィズル】
こ、こんにちは・・・!
初めまして、僕はウィズルと申します!
まだ記憶も知識もありませんが・・・これからよろしくおねがいしますねっ!
おう、俺はセルフィアだ。よろしく頼む。
私ベリナ!
ウィズル君、よろしくね!
(ほっ・・・男の子だった・・・!
これで恋のライバル増えたらどうしようかと思ってたよ・・・!)
おーっほっほ!
ワタクシはヒメリと申しますの!よろしくですわ!
【ウィズル】
はい!宜しくお願いします!
ところでウィズル。契約した矢先にひとつ言っておくことがあるんだが、
俺はこの先、お前をサブの武器として扱うが、
もしその・・・辛かったら言ってくれ。
契約解除という手もあるからな。
(セルフィアがいつにも増して心配するなんて珍しい・・・!)
えっ、セルフィアさん、
どういうことですか?
ワタクシの契約の時にも言われましたね、その似たような言葉を。
相変わらず律儀じゃのう、お前さんは。
ああ、こういうことは一応言っておいておく主義でな。
コホン、(咳払い)
これから先、俺と契約するということは、
戦闘で嫌というほど生々しい死を見ることになるだろうし、
お前を武器として酷使するかもしれない。
もちろんそうならないように気を付けはするがな。
それに、メイン武器はシリエンナックルを
やはり使うことにはなるだろうから、
使う頻度がメイン武器よりも少なくなるが・・・
それでも大丈夫か・・・?
成程・・・・。
確かに、死を見るのは少し怖いし、
僕の武器の出番が少なくなるのは寂しいですが・・・
でも、セルフィアさんのその顔を見て、
ちゃんとあなたを守りたいって心に決めたので大丈夫です!
そうか、それはよかった。
じゃあ、改めて宜しく頼むぞ、ウィズル。
はい!不束者ですが、頑張ります!
ふぉっふぉっふぉ。
話はまとまったようじゃのう。
これからあなたも一緒に戦う仲間として
期待してますわ!
私は、サポートしかできないから、
あなたと同じようには出来ないだろうけど、
これから、よろしくね!
はい!皆さんと成長できるのを楽しみにしていますね!
・・・またどこかで会いましょう!ふふっ(>ω<*