香港の味 チョイサム(菜心)
1月に一緒に香港を旅した友達の一人とは、何年か前にも一緒に香港に行った仲です。彼女に「今回の旅行での、ご希望は?」と旅行前に尋ねると、一番最初に出てきたのが、「またチョイサム(菜心)を食べたい!」でした。そうか~、菜心かぁ。確かに、香港の味の一つ、と言えるよねぇ。菜心とは、青物なんですが、日本で似た様な野菜と言うと「菜の花」でしょう。でも、もっと茎が太いです。初めてコレを食べたのは中環にある〔金庸〕記(ヨンゲイ)でしたが、それは直径が1.5cm以上あり、あまりの太さにビックリしたのを覚えています。(そして、その後もあれほど太い菜心に出会った事はありません)味はブロッコリー、歯ごたえはアスパラガスに近いかな?香港では、真冬以外いつでも食べられると思います。(今回の旅でも食べられました)そして、レストランや麺粥屋さん、焼味屋(ロースト肉のお店)など、数多くのお店でサイドメニューとして注文できます。頼むと、茹でたものにオイスターソースが掛かって出て来る事が多いですが、何も掛かってなかったら、テーブルに置かれているお醤油を掛けていただきます。旅に出ると、どうしても野菜不足になりがちですよね。料理を注文する時に、もう一品「チョイサム」を加えてはいかがでしょ?