SESAME AND GINGER

１０月の台北旅行。
行きの機内で見たのはアメリカ映画「あなたは私の婿になる」（サンドラ・ブロック主演）でしたが、帰りの機内で見たのは、香港映画「遊龍戯鳳（Look For A Star）」。
久し振りに日本語字幕付きで香港映画を見ることが出来て、得した気分になれました。（やっぱり、日本語字幕で見れる映画は、いいですね～）

これは、２００９年旧暦お正月公開の映画だったようです。
この時期には、有名スター多数出演の映画や、ひたすらハッピィな映画が公開されますもんね。
そしで、この映画は、どちらの要素も当てはまります。

舞台は、私の好きな場所、マカオ。
そこで繰り広げられるのは、アメリカの一流投資会社アジア地区統括者のアンディと、ホテルの踊り子スー・チーの、身分違いラブストーリーです。

お正月映画ですもの。
彼らだけでなく、アンディの二人の部下のサイドストーリーも、みんなまとめてハッピーエンドです。

それにしても。
暫く見ないうちに、香港映画もすっかり洗練されたと言うか、ハチャメチャなところが殆んどありませんでした。
今までの素っ頓狂なストーリー展開（※けなしている訳ではない）がお好きな香港映画通の方は、きっと寂しさを感じる事でしょう。

私は、もともと香港映画らしい香港映画が好きだった訳ではないので、それ自体は特に何の感傷もありません。
が、少し前に見たNHKの番組で、香港映画界もいやおう無く中国政府の統制を受けていると知り、香港映画の上品化はそう言う影響もあるのかと、何となく残念には感じました。


ところで、
主演のアンディ・ラウ（劉徳華）氏。
とても１９６１年生まれ（今年４８歳）には見えません。わっかい！
きっと、毎日ツバメの巣とかフカヒレを食べたるんだろうなぁ・・・。