2011/02/07(月)11:07
年?LOVE
旧暦新年も五日目です。
とは言え、香港や中国本土は、まだまだお正月気分でしょうね。
日本同様、中国でも年末からお正月には美味しい物を一杯食べちゃいます。
ただし。
「中国」と一口に言っても、あ~んなに広いんですから、地域によってお正月に食べる料理も違ってきますわ。
例えば、香港だと代表的なお正月料理は「年?(にんごう)」かな。
中秋節の「月餅」同様、最近は色々な味のものが出ているみたいですが、私の知っている香港の年?は、二種類。
らっぷちょん(中華ソーセージ)や干しエビの入った白い大根餅か、タロイモの入った甘い薄茶色のお餅です。
「餅」と言っても、歯ざわりは日本のものと全然違いますよ。
強いて言うなら、餅よりはニッチャリとしたお団子orういろうに近いかも。
高さ3~5センチ・大きさ15センチぐらいの平べったい丸いケーキのような様で、食べる時は適当に切ってフライパンで焼きます。
と言っても、私が食べていたのはもっぱら大根餅のほうなので、甘い方は食べ方をちゃんとは知りません。もしかしたら、違う食べ方かもしれませんわ。
あぅ!
また、前振りが長すぎです、私。
今日は、年?と言っても上海スタイルの炒年?(年?と野菜の炒め物)のお話だったんです。
一応、台北VS香港・・・おぉ、第20弾ですわ。
この年?は、韓国のトック(トッポッギに使われるお餅)に似ています。
クニュ好きにはタマラナイ!一品ですわん。
なお、この料理は1年中食べられますよん。
まずこちらは、台北の「温州大?飩」で食べたもの。
白く長丸いかまぼこの様に見えるのが、年?です。お値段は、一皿85台湾元(約250円)でした。
なお、この店名は台北の街中でよく見かけます。
私が行ったのは、台北駅そば、知足健康中心のあるビルの隣でした。
はい、足裏マッサージを受けた後に、ここで夕ご飯を頂いちゃったわけですね。
一方こちらは、香港の「唯一麺家」で食べたもの。
(以前こちらで食べた別の料理について興味のある方は、こちらから)
こちらの年?は、四角でした。お値段は、一皿33HK$(約380円)。
かなりのボリュームで、私一人では半分くらいしか食べられませんでした。
ちなみに右奥に見えるサイドデッシュは、もちろん菜心(ちょいさむ)ですわよ、奥さん!
台北のは塩味、香港はドロリ醤油味でしたが、材料は細切りの肉や白菜と似てますね。
ものすごく乱暴な説明ですが、「トックを使ったヤキソバ」でしょうか。
少なくとも香港の上海式年?が食べられるお店では、他にも、例えばスープ年?とか、いくつかの種類から選べます。
この二つのお店では、香港の方が私好みでしたわ~。
我が街でも食べられるお店、無いかなぁ。
台北 温州大?飩 台北市忠孝西路一段45號・・の隣です
香港 唯一麺家 尖沙咀厚福街5-6號6舗
(MTR尖沙咀B2出口から金馬倫道→加拿芬道を左折→厚福街に右折)