|
テーマ:映画館で観た映画(8343)
カテゴリ:見てみた・読んでみた
この映画の原作本が、本屋さんの文庫本コーナーで平積みになっていました。 この作者は、「あっちょんぶりけ」じゃなくて「ゲランチュリ」?「ゲランチョリ」? の「鴨川ホルモー」と同じ万城目学さんなのね~、映画は見たわ~、と手に取りましたが。 あらん。 これも映画化されるのですね。 私の今までの経験からして、原作より映画の方がよかった試しは、ありません。 いいとこ、「同じぐらい良い」です。 本を読むか、映画を見るか。 この映画も、時に三人で時に一人で、テレビのバラエティ番組で宣伝しまくってましたね。 年を取るとどうも懐疑心が強くなってきて「こんなに宣伝しているってことは、面白くないのか?」なんて考えも浮かびましたが、それでも映画を見る方を選びました。 だって、主役の3人好きなんで。(特に、綾瀬はるかちゃん) 会計検査院の調査官三人が、大阪で知ってしまった、奇想天外な事実「大阪国」。 この設定は知ってましたので、「大阪国」が日本からの独立を求めてのクーデターを起こそうとするのを、この三人が未然に防ぐのかしらん?とボンヤリ予想しながら見てましたが、そんな殺伐としたお話ではありませんでした。 もっと些細な、でも、深いお話でした。 「父親から息子へ、そして又その息子へ」と引き続かれていく「大阪の男」としての絆、かな。 父親と息子ってこんな関係なんだ・・と、女性の私はちょっと羨ましく思いましたわ。 こんな事があり得るかも・・と思える街は、大阪しかないでしょうね。(褒め言葉です) 映画の題名「プリンセストヨトミ」は、映画の本筋とはあんまり関係ありませんでした。 必要な存在ではあるんですけど、ね。 でも、どうしても納得出来ない事が。 「大阪全停止」となり、人っ子一人いない大阪の街を綾瀬はるかちゃん演じる鳥居さんが彷徨うのですが、世の中には男性の他に女性もいるのに、彼女達はどこに行ったのでしょう? ついでに言うなら、大阪出身ではない男性は? 更に、鳥居さんが小さい頃に見たという富士山の麓の無数の白い十字架の意味は? 帰りの新幹線車中から堤真一さん演じる松平氏も見てましたけど、アレはなんなんでしょ? 原作を読んだら、判るのかしらん? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[見てみた・読んでみた] カテゴリの最新記事
|